📘簿記3級｜合格力＆モチベUP！ 「自分株式会社決算書」を作ってみよう！

🌱はじめに

こんにちは、ことりです🕊️

「簿記3級の勉強って初学者にはむずかしい…」

そんなふうに感じていませんか？

実は、私もまったく同じ状態からスタートしました。

私は「頭で理解するより、身体で覚える」感覚タイプ💫

数字の世界には昔から苦手意識があり、最初は全くわかりませんでした。

でも、そんな私の世界が変わったのは、

「自分株式会社の損益計算書と貸借対照表を作る」ことでした。

この記事では、この決算書づくりを通して、こんな私にもできた「ちょっとユニークな合格力&モチベアップ法」をご紹介します😊

▼今回のポイントはこちら！ストーリー形式でお届けします😃

✅ 簿記が全く理解できなかった私が、ハマった理由

✅ 点数が22点→97点へ！“自分視点”で爆伸びした勉強法

✅ 両学長の「他者貢献＆先出し」と、どうつながった？

① なぜ簿記を学ぼうと思ったのか？

きっかけはもちろん、リベシティの「宿題リスト」です。

学長が「簿記はお金の“ひらがな・カタカナ”」とおっしゃっているのを聞き、「土台になる知識を身につけたい」と思い、簿記3級にチャレンジすることに決めました。

でも…数字に苦手意識のある私にとっては、ハードルの高い挑戦でした。

実際に学び始めてみるといきなり壁にぶつかります。

🕊️「カリカタ？カシカタ？カンジョウ？　……何語ですか……！？」

とにかく聞き慣れない言葉や馴染みのない考え方ばかり。

全体像もつかめず、内容も全く頭に入らない…🌀

「最初だから当たり前」と自分に言い聞かせつつ、YouTube動画を一周、簿記3級の全体像に一通り目を通しました。

そして「学習開始時点の立ち位置」を確認するため、私はここで初めて簿記3級の模試を解いてみることにしました。

② 「22点」、焦りからの勉強スタート

結果は──「22点」😱

実は…けっこう手応えを感じていたんです（笑）

だからこそ「え？それで22点⁉」と、かなりショックを受けました。

しかも、リベシティ内では

👨👩「合格しました！」

という声がどんどん届いている。

「えっ…みんなこれが理解できるの⁇」

と、焦りばかりが募っていきました。

「でも、やるって決めたんだからやるしかない。宿題をやるんだ！！」

そう思い、ここから私の試行錯誤が始まりました。

③ チャッピー相談塾の活用、苦手意識に変化

初の模試から約2ヶ月。動画やテキストを中心に勉強を進めるうちに、少しずつわかることも増えてきました。

でも、どれだけ勉強しても「ちゃんと理解できている」という実感は湧かない…。

そんな中で2回目の模試を受け、結果は「61点」。その次は確か50点でした。

点数は上がっているものの、感覚としては「理解度40点」くらいの手ごたえしかない。

「点」と「点」が「線」でつながっていない状態でした。

「このままじゃ本番で合格できないかも…😢」

「やっぱり、簿記って私には向いてないのかも…😢」

模試の結果は、不安と焦りが増す材料となりました。

「このまま勉強を続けても私には無理かも…やり方を変えなきゃ…」

そう思い、私はチャッピーに「勉強のやり方」から相談を始めました。

現状や感情をストレートにチャッピーにぶつけては試し、それを繰り返しました。

🕊️「あなたの解説でもまだわからない💦…もう向いてないとしか思えない😢」

🤖「そんなことありません！簿記は“向き・不向き”よりも、“慣れ方・理解の仕方”によって得意になる分野です。一発で意味が通じなくても、身体で覚えてくると味方になる不思議な学問です！“感覚的にイメージで理解”していく勉強法を提案します！」

こんなふうに励まされながら、チャッピー相談塾を活用しました。

そうして試行錯誤を続けていると、少しずつ「わかった！」と感じることが増え、不思議と内容が頭に入ってくるようになってきました。

「…そういうことだったのか！」

こうしてようやく私は理解の感覚をつかみ始めました🙌

そして、そんな大きな前進の手応えを感じるとともに、それまであった数字や簿記への苦手意識が少しずつほぐれていく感覚も感じるようになりました。

そして、簿記の構造が少しずつ見えてきた頃──

あるきっかけで、大きな転機がやってきます。

④ 自分株式会社の決算書を作ってみた！

チャッピーで「自分に合う勉強法」が見つかってきた頃、

両学長がライブ配信でこんなことをおっしゃっていました。

🦁「稼ぐ力を高めるには、“他者貢献”と“先出し”が大事じゃよ〜」

🦁「みんなは“自分株式会社”の社長です。主力商品は“自分”のみ！」

私はこれを聞いたとき、直感的にこう思いました。

✅ 自分が「自分株式会社」を経営しているなら、決算書が必要じゃない！？

✅ 自社の主力商品は「自分」。ってことは“何をどう売って”、収入を得ているの？

そして次の瞬間、思いつきました。

🕊️「自分株式会社の決算書を、簿記の仕組みで作ってみよう！」

📎画像：自分株式会社 決算書（損益計算書＋貸借対照表）

実際に私が作成した「自分株式会社 決算書」です。

自分株式会社の中身を、簿記の仕組みで見える化しました。

🧾 決算書を読むための共通ルール

▼これは「自分株式会社決算書」を読み解くうえでの基本ルールです。

✅ 自分株式会社の最終目的　…　豊かな人生の追求

✅ 構成　　　…　「商品（他者貢献スキル）」の流れのみを簡略化した決算書

✅ 商品　　　…　自分自身（≒スキル）

✅ 収益構造　…　「他者貢献スキル」を提供 → 給料・売上として収益化

つまり、「私」という商品をどう磨き、誰にどんな価値を届けて、何を得たか？

それを“お金の流れ”という視点で整理したのが「自分株式会社 決算書」です。

🌱【PL：損益計算書】自分のスキルは、何に使われた？

まずは、自分株式会社の1年間の“経営成績”を表す「損益計算書」から。

ここで中心になるのが「他者貢献スキル」の動きです。

🔶「先出し」こそが、利益を生む——簿記で見える“価値の流れ”

両学長が繰り返し伝えている「先出し」とは、

「まず価値を届ける → その結果として収入を得る」という流れ。

この考え方が、簿記の構造ともよく似ていることに気づきました。

たとえば企業で言えば、「商品を売る → 売上が立つ」。

個人なら、「自分のスキルを使って人の役に立つ → 給料などの対価が得られる」。

この“価値を届ける → 対価が得られる”という構造が、簿記の「売上の仕訳」にもピッタリ重なっていました。

⚠️一方で、もし「何もしてないのに先にお金をもらう」状態だったらどうでしょう？

これは簿記の世界では「前受金」「前受収益」として扱われますが、「あとでちゃんと働く前提で、仮にお金を預かっているだけ」という不安定な状態です。

だからこそ、

🌱 先に価値を届ける（＝先出し）

🌱 その結果として収益が生まれる

このサイクルこそが、簿記にも自分の人生にも通じる「自然な価値の流れ」なんだとわかりました😊

🔶私の「他者貢献スキル」は？

わたしの場合、それは「価値デザインスキル（仮）」です。

これは私の造語で「潜在的な価値を見つけ、設計・形にして相手に届ける力」です。

詳しく言うなら、こんな感じです。

『相手の想いや課題をくみ取り、それを“伝わる言葉”や“わかりやすい形”にして表現し、相手に価値を届ける力』

今回ご紹介する「自分株式会社の決算書づくり」も、

「簿記って難しい…」「何がなんだかわからない…」という見えにくい“課題”に対して、

簿記の考え方を「自分株式会社」とつなげて、

“わかる・使える・面白い”にデザインしました。

こんなふうに、自分自信の「他者貢献スキル」を言語化できると、収益との関係も見えてきます。

何に対して報酬がもらえているのか？ 自分がどう社会に貢献しているのか？

「言語化して帳簿にのせる」ことができると、自信が湧いてきます。

🔶決算整理で見えてくる「発揮できなかったスキル」

簿記では期末に「決算整理仕訳（しーくりくりしー）」がありますよね。

同じように、自分株式会社でも振り返ります。

「今年は発揮できなかったスキル」

「来年こそ活かしたいスキル」

これらは、貸借対照表の「未発揮スキル（繰越商品）」として資産に計上します。
(借) 未発揮スキル　|　(貸) 他者貢献スキル
「まだ発揮できていない宝のスキル」なので、次期には発揮しましょう！

🔶収支の結果：「当期純利益 or 当期純損失」

「他者貢献スキル」をどれだけ使って、どれだけお金を残せたか？

それが「当期純利益」or「当期純損失」です。

🌈 当期純利益：スキルを活かして収入を得て、豊かさを残せた！

💸 当期純損失：スキルを活かしきれず、結果的に赤字だった…

これらの結果は「貸借対照表」の「繰越豊か剰余金」に反映されます。

📊【BS：貸借対照表】自分という“会社”の財産状態は？

次に、1年間の活動の結果をまとめる「貸借対照表」です。

ここには、自分が今持っている「資産」「負債」「純資産」がすべて記録されています。

🔶「自分こそが最大の資産」

まず一番土台となるのが、「自分」。

これは簿記でいうところの「資本金」「自己資本」に相当します。

自分という存在があるからこそ、「スキル」「経験」「時間」などの資産が生まれる。

まさに、「最大にして最初の資本」です。

🔶思い出の配当金とは？

人生の経験から得た、形のない豊かさ。

それが「思い出の配当金」です。

これまでの体験や人とのつながり、心が動いた出来事…。

それらはいつでも、そしていつまでも、自分を癒やし、勇気づけ、エネルギーを与えてくれる「無形の財産」です。

貸借対照表にはこんなふうに刻まれます。

🔶非他者貢献スキルとは？

“強み”ではあるものの、他者貢献には結びついていないスキル。

それが「非他者貢献スキル」です。

たとえば：

✅️ 自己満足的なスキル（例：趣味や特技）

✅️ 誰かの役に立っていない自己表現

これらを「他者貢献スキル」と勘違いしてしまうと…

がんばっても収入が増えない

→ でも原因がわからない

→ モヤモヤ…🌀

……という悪循環に陥ってしまい、「努力してるのに結果が出ない」と感じてしまうことも。

だからこそ、「これは他者貢献か？」という視点での“区別”が重要なのです。

🔶借金で買ったスキル、元は取れてる？

さて、最後に「負債」の話です。

簿記では借金で商品を買った場合、以下のように仕訳されます。
(借) 他者貢献スキル　｜　(貸) 他者貢献借入金
つまり「スキルを得るために借金をした」状態。

情報商材や高額スクールなどが該当します。

この時、重要なのは “元を取れているか？”

👍️ スキルを活かして1年以内に収入に結びついていればOK！

💦 でも、全然活かされず放置されていると、こんな状態に…
(借) 他者貢献スキル　    10    ｜　(貸) 他者貢献借入金　100

　　 非他者貢献スキル　90    ｜　

レバレッジは「正しく使ってこそ意味がある」

この場合は、自分株式会社の社長として、経営を見直す必要があるかもしれません⚠️


こうして話が飛躍していきつつ(笑)、学長の教えが自分の決算書の中に落とし込まれ、さらに簿記の理屈が”自分ごと”として一本につながったのです。

💭 あなたの会社の決算書は？

試しに、現在の自分株式会社の状況を振り返り、決算書を想像してみましょう☺️新しい発見があるかもしれません👍️

✅️今年、どんなスキルを使って誰の役に立った？

✅️それはどれくらいの豊かさにつながった？

✅️来年活かしたいスキルは、何が眠ってる？

⑤ そして本番97点で合格！

「自分株式会社の決算書」をつくってみたことで、テキストの言葉や仕訳の構造が、“意味のある動き”として理解できるようになり、勉強が楽しくなってきました。苦手意識とはサヨナラできました😊

本番までは、「なぜこの仕訳になるの？」「なにが増えて、なにが減ったの？」というように、仕訳の背景をイメージしながら、少しずつ“自分の言葉”で理解を積み重ねていきました。

そして迎えた本番。

✅ 学習開始時の模試：22点

✅ 本番の得点：97点！

数字が苦手で、最初は本当に苦労した私でも、工夫しながら“自分なりの学び方”を見つけていくことで、ここまで伸ばすことができました。

「苦手なものでも、やり方次第で“楽しい”に変えられる」

この経験は、資格以上に大きなギフトになりました🎁

そしてこれは、自分株式会社の決算書において、

「資産」の「経験」（喜び・感動・心が満ちた経験）として、しっかりと記帳されたと思います🌈

⑥ 学びのまとめ：自分株式会社の社長として簿記を見たら、世界が変わった

簿記3級の勉強を通して得られたものは、資格だけではありませんでした。

最初は「自分には無理かも…」と思っていた私が、

試行錯誤の末に学び方を見つけ、理解できるようになり、点も取れるようになった。

この一連の流れが、「自分への信頼感」にもつながっていきました😌

さらに、自分株式会社の決算書をつくってみたことで、

最初はまったく意味不明だった言葉や構造が、

「もしかしたら、自分株式会社にも当てはめられるかも」と思えた瞬間から、簿記は一気に“自分ごと”に変わりました。

簿記は、「経理のスキル」や「お金の計算」はもちろん、

「価値の流れをとらえる“ものの見方”」を与えてくれる学びでした。

「自分株式会社」として自分の活動を見たとき、自分の価値をどう使い、どう循環させていくか、そんな考え方ができるようになりました。

そして最後に気づきました。

🕊️「稼ぐ力」っておもしろそう…！

そんな感覚をくれたこの学びと、その機会をいただいた両学長・リベシティに心から感謝しています😊✨