- 投稿日:2025/08/01
- 更新日:2025/11/16
新幹線の指定席をEXアプリで予約する際、「できるだけ空いている車両がいい」「家族で並んで座りたい」という方、意外と多いのではないでしょうか?
実は、あるちょっとした設定を変えるだけで、他の人が見落としがちな“比較的空いている車両”を予約できるってご存知ですか?
今回は、EX予約で比較的空いている「7号車」の座席を予約する裏ワザをご紹介します!
そもそもEX予約とは?
EX予約(エクスプレス予約)は、JR東海が運営する、東海道・山陽・九州新幹線を対象とした会員制ネット予約サービスです。
会員登録(個人・法人)することで、
365日、いつでも会員価格で乗車できる
予約の変更が何度でも無料(発車時刻まで)
チケットレス乗車対応(専用ICカードや交通系ICカード使用可)
など、快適でおトクな旅を実現できるのが大きな魅力です。
詳しくはJR東海HPをご確認ください!
通常の検索では7号車が出てこない!?
EXアプリで新幹線の指定席を検索すると、のぞみ号の場合はこんな車両が表示されます:
3~6号車
11~16号車
一方で、
1~3号車:自由席
8~10号車:グリーン車
という扱いなので、表示されないのは納得ですよね。
でも…7号車は実は指定席なのに、なぜか出てこないんです!
7号車が表示されない理由とは?
これは、7号車の一部に「S Work シート」と呼ばれるビジネス向けの機能付き座席があるためです。
このS Workシートがある影響で、通常の指定席検索では7号車自体が候補に表示されません。
7号車を表示させる方法
では、どうやって7号車を表示させるのか?
実は、検索時にちょっとした設定を追加するだけでOKなんです。
手順はこちら!
予約画面で「座席(特大荷物、S Work 他)」というオプションをタップ
※下の画像の赤枠部分です

表示される選択肢から、「S Work シート(追加料金なし)」を選ぶ
※こちらも赤枠の通り!
間違って「追加料金あり」のS WorkPを選ばないよう注意

この状態で座席を検索すると、7号車の座席が表示されるようになります。
注意点⚠️
赤枠下の「追加額あり」の方を選んでしまうと、特別仕様の座席になってしまい、別料金がかかるので注意!
なぜ7号車を狙うべき?
他の指定席(3~6号車や11~16号車)と比べて、7号車は検索で出てこない分、予約が埋まりにくい傾向があります。
特に、お盆や年末年始などの繁忙期では、
2人席のどちらか片方だけ埋まっていたり
3人席の窓側と通路側だけ埋まっていたり
といった状態になりがち。家族やグループで座席がバラバラになってしまうケースもよくあります。
実際に予約画面で比べてみると…
実際、2025年8月9日(土)京都→東京の条件で検索したところ、「のぞみ6号」では以下のような結果になりました。
🔻普通の指定席(12号車・13号車)
→ ご覧のとおり、ほとんどの席が埋まっており、空いていても3列シートの真ん中(B席やC席)しか残っていない状態でした。


🔻7号車(S Workシート)
→ 12〜14列あたりまでかなり空席が多く、席の選択肢が広がります。
※なお10A,C〜6A,Cは「S Workシート」のため予約不可扱い(×)となっています。


まとめ:知っているだけで差がつく、EX予約の“座席選びの裏ワザ”
今回ご紹介した「7号車を狙う小技」は、知っているかどうかで快適さや予約のしやすさが大きく変わるテクニックです。
✅ おさらいポイント
通常のEX予約では7号車は検索に表示されない
理由は、7号車に一部「S Work シート」があるため
検索オプションで「座席(特大荷物・S Work 他)」→「S Workシート(追加料金なし)」を選ぶと表示される
表示される席は普通の指定席と同じ料金
予約が埋まりにくく、混雑期でも座席が確保しやすい穴場的存在
普段からEX予約を使っている方でも意外と知らないこの方法。
「いつも席が取れなくて困っていた」「家族や友人と並び席が取れない」と感じていた方には、特におすすめしたいテクニックです。
ほんのひと手間で、希望に近い座席が見つかる可能性がグッと広がります。
次に新幹線を予約する際は、ぜひ今回の7号車テクを活用してみてください。
より快適な旅の第一歩が、きっとそこにあります!