- 投稿日:2025/08/17

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要約
高配当株投資は配当の安定感だけでなく、景気サイクルと銘柄の新陳代謝を意識した運用が重要。景気局面に合わせた入れ替えと企業の稼ぐ力の定期点検が、長期的な配当維持と資産成長のカギとなる。
はじめに
高配当株は、安定的な配当が魅力で長期投資に向いていると言われます。
しかし「配当があるから安心」と思って放置してしまうと、
気づけば業績悪化や減配に直面することもあります。
なぜそんなことが起きるのでしょうか?
理由はシンプルで、景気は循環し、企業も永遠には安泰ではないからです。
今回は、
景気サイクルを理解する
ポートフォリオに「新陳代謝」を取り入れる
この2つを軸に、高配当株投資を長く安定させる方法を解説します。
1. 景気サイクルと高配当株の関係
経済は一定のリズムで動いており、
拡大 → 好況 → 後退 → 不況 を繰り返します。
高配当株の中には、景気に強いディフェンシブ銘柄もあれば、景気の影響を受けやすい銘柄もあります。
景気敏感株(銀行・商社・資源関連)
景気拡大期には業績も配当も伸びやすいが、後退期には弱い傾向。
ディフェンシブ株(食品・電力・通信)
景気後退期でも売上が落ちにくく、安定配当を維持しやすい。

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