- 投稿日:2025/08/09
- 更新日:2025/10/17
✳️【窓ガラスの熱割れ】ってなに?😕と言われる方もいらっしゃるかと思います。詳しい説明は記事の最後のほうに掲載しますので、情報が知りたい!と思われましたら読み進めてみてください✳️

🔴熱割れはいきなり起こります
近年の猛暑、すでに災害だとも言われています🥵
最近、「窓ガラスの熱割れ」が多発しているとメディアが報じているのをよく目にするようになりました。
この「窓ガラスの熱割れ」も猛暑による高温が原因だと言うことです。
先日、窓ガラスに亀裂が入ったお宅(一軒家)にインタビューをしているニュースが流れてきました。
見たところ一枚ガラスのように思えましたが、家主が「いきなりピシっ!と窓ガラスに亀裂が入ってビックリした!」と応えており、そのインタビューを聞き続けると、ビックリしたのは私のほうでした😮❗❗
🔴火災保険の内容、把握してますか?
家主に届いた窓ガラスの交換代(請求書)は10万円を超える金額でした。
家主:「高いですけどねぇ・・・仕方ないですね」
私:「仕方ない?仕方ない??えっ?火災保険には入ってますよね?熱割れに対する補償があるかどうか確認しましたあ?😩」
もちろん私の推測に過ぎませんが、
「それ、火災保険使えたんじゃないの?」
と思った訳です。
「確認しなかったのかなぁ?」
とも。
そのインタビューにもニュース自体にも火災保険については何の言及もありませんでした。

🔴あなたが加入している火災保険、パンフレット等で補償内容を確認してください
我が家は今住んでいるマンションで、8年間のうち2回窓ガラスの熱割れを起こしました。
部屋全部の窓ガラスが【網入りガラス(ワイヤー入り)】で熱割れのリスクが非常に高いとされているものです。
熱割れを起こしたのは、9月の半ば過ぎと3月の半ば。
時期的には猛暑で高温だから、と一概には言えないのです。
(下記「窓ガラスの熱割れに関する情報」にて詳細を記載しています)
ご自宅の窓ガラスが気になる!と思う方は、ぜひこの機会にご加入の保険会社の補償内容を確認してみてくださいね!
🔴窓ガラスの熱割れを起こした際の我が家の対応手順
前述しましたが、今住んでいるマンションで、8年間のうち2回窓ガラスの熱割れを起こしました。
2回とも同じFIX窓(「はめ殺し窓」とも呼ばれ、固定された開閉できない窓)です。
FIX窓は可動窓より熱割れしやすいとされ、これはFIX窓が建物の躯体に直接固定されており、ガラスに熱が伝わりやすい構造のためです。
とにかく熱割れしやすい窓ガラスをはめられた物件ということです😩
【1回目の熱割れ】
1回目の熱割れは入居して2年と約4か月後。
窓ガラスにヒビが入っていることに気付いたのは、台風が過ぎ去った後のことでした。
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まず、この時点で【熱割れ】現象など知らなかったので、火災保険の補償対象かどうかの意識すらなく当然火災保険を使えるものだと何も疑っていませんでした。
入居時に管理会社から決められた(と思っていた)保険会社の商品でしたが、その点では幸いであったかと思います。
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最初は【熱割れ】なんて言葉も全然知らなかったので、ベランダでゴミ箱を暴れさせてしまったことでの破損だと考えていました。
10cmほどの亀裂でしたが、ガラスに亀裂が入ってしまったなら早急に取り換えの措置を講じなければなりません!

一連の流れはこのようなものです。
🔷報告から保険金支払いまでの流れ🔷
☝🏻管理会社に報告
☝🏻業者と日程を打ち合わせの上見積書を作成してもらう
(現状把握とガラス取り換え日決定)
☝🏻保険会社へ保険金請求書類の作成・提出
(修理見積書・賃貸借契約書のコピー・原因箇所がわかる写真)
☝🏻保険会社の事故確認、損害調査
☝🏻保険金の支払い
と、とにかく手間も時間もかかります😩
直接の説明は受けなかったのですが、この時に事故の内容が「窓ガラスの熱割れ」と書かれてあり、【熱割れ】という存在を初めて知った次第です。
この時は、窓ガラスの亀裂を発見してから保険金支払いまで約2か月かかりました。
金額は63,030円
これを手出ししないといけないとなるとおおきな痛手です!😱💦
【2回目の熱割れ】
2回目の熱割れは1回目から2年と6か月後。
この時は初回と業者も違い、手順が良かったのか保険金支払いまで約1か月でした。

金額は70,400円
業者が変わったからかわかりませんが、前回より高額でした😱
この時点で思ったことは、
「あ、うちは2年半ほどで熱割れを起こす運命なんだな」
ということ。
それはそれでこの物件に住んでいる限りどうやら仕方がないことのようです🥴
それならば、熱割れが補償対象である火災保険は絶対的に必須なのです!
今後の引っ越しの際の検討項目にもなりますよね🤔
🔴保険会社を変更しようとしましたが・・・
今年の5月に火災保険の満期を迎えました。
この機会にリベシティおすすめの火災保険を検討したのですが、「熱割れ」に関する明確な情報が見つからず、踏ん切りが付きませんでした。
最終的には直接電話やメールで確認することも出来たのでしょうが。
ただ、間違いないことは、今の火災保険ならば熱割れも補償対象であること。
家財の補償金額を落とす(実際高くなくていい)ことでコースを変更し、今までより保険料を抑えることに落ち着きました。

🔴さいごに
最近メディアでよく見聞きする「窓ガラスの熱割れ」について、我が家の実体験をお知らせすることで「我が家も気になる」と思われる方の参考になればと思い投稿してみました😀
テレビでの反応を見ていると、火災保険の活用をちゃんと出来ているのかな?🤔と思う雰囲気を感じます。
かく言う私も火災保険の補償内容をすべて把握している訳ではありません。
何か突発的なことが起こっても慌てず補償内容を確認することがとても重要ですね!
リベシティで火災保険についてより意識出来るようになったことも感謝すべきことです😃
それでは、ここからは「窓ガラスの熱割れ」についての情報をお伝えします✒️
より具体的に熱割れについて知りたい!🥺という方は読み進めてみてください。
最後までお読みいただき ありがとうございました😊

🍀おまけ「窓ガラスの熱割れに関する情報」
🔹どういう窓ガラスに起きやすいか
🔻網入りガラス(ワイヤー入り)
金属ワイヤーが封入された網入りガラスは、熱割れのリスクが非常に高いです。ワイヤーはガラスよりも熱を吸収しやすく、熱膨張率も大きく異なるため、温度差が生じるとガラスがその膨張に耐えられずヒビが入ります。
🔻厚みのあるガラス・大きなサイズのガラス
厚いガラスほど日射熱を吸収する割合が高く、温度差が生じやすいため割れやすいです。大きい窓ガラスも、温度差の影響を受けやすい傾向があります。
🔻複層ガラス、Low-Eガラス、熱線吸収・反射ガラス
より断熱や遮熱性の高いガラスは、内部で温度差が生じやすく、熱割れの危険があるとされています
🔹どういう状況で起きやすいか
🔻冬季の晴れた午前中や夏季の日光
朝に冷えたガラスに強い日射が急に当たると、中央部だけ高温になり、サッシ付近の温度差が大きくなって熱割れが起きやすいです。夏には屋外と空調による室内の温度差が起きる場合にも注意が必要です。
🔻ガラス表面に部分的な影・物体を密着
ブラインドやカーテン、家具、シール・遮熱フィルムなどをガラスの一部に貼り、密着させると局所的な温度差が生まれやすくなります。
🔻冷暖房の吹き出し口が近い・室外機の位置
エアコンの風や室外機の熱風が一部のガラスに集中すると温度ムラができ、熱割れの原因となります。
🔻サッシ付近の断熱不足・パッキン劣化
サッシやパッキンが劣化していたり、断熱材が不足している場合、ガラスの端部の温度が大幅に下がり、中央部との温度差が拡大します。
🔹熱割れの対策・予防法
🔸窓ガラス・サッシ周りに物を置かない
部分的な日影や温度差を防ぐために、カーテン・家具などをガラスに近づけないのが基本です。
🔸フィルム・シールを貼らない
網入りガラスや複層ガラスには特にフィルム・シールを貼ることで熱割れの危険がありますので注意しましょう。
🔸冷暖房の風向きをガラスから遠ざける
吹き出し口を調整し、直接ガラスに風が当たらないようにします。
🔸ゴムパッキンや窓周りの定期メンテナンス
パッキンが劣化していると温度変化を吸収できず、熱割れの危険があります。
🔸耐熱強化ガラスなどへの交換
網入りガラスの熱割れ対策には、耐熱強化ガラスへの交換が最も効果的です。 サッシやパッキンも新しいものに取り替えることで、温度差の衝撃を簡単に吸収します。
🔸断熱材や遮熱シェードの利用
ガラスやサッシ周辺に断熱材を加えたり、外部に遮熱シェードを設置することで温度差を軽減できます。
以上、参考にされてくださいね!😉