- 投稿日:2025/08/11
- 更新日:2025/09/30

我が家では、毎日のように絵本の読み聞かせをしています。
絵本を持ってくる娘の姿は、忙しい毎日の中でほっとできる時間です。
参考にしているのは、佐藤亮子さん著
『頭のいい子に育てる 3歳までに絶対やるべき幼児教育』の巻末にある「おすすめ絵本・図鑑200冊」。
この中から何冊も選んで購入しました。
ところが――
ある日気づいたんです。
選び方は同じなのに、読む絵本と読まない絵本の差が歴然。
そこで本好きの知人に相談すると、こんな質問が返ってきました。
「どんな色合いの絵本? はっきりした色? それとも淡い色?」
ハッとしました。
娘がよく読む絵本は、たしかに【原色系】【カラフル】【色のコントラストがはっきりしている】ものばかり。
逆に、読まない絵本は【水彩っぽい】【色が淡い】【昔風のデザイン】が多いことに気づきました。
娘がよく読む“お気に入り絵本”の共通点
表紙からして色がはっきりしている
形や絵がわかりやすく、認識しやすい
親しみやすいキャラクターや題材
具体的にはこんなラインナップです。
『みんなうんち』(五味太郎)
『くまさんくまさん なにみてるの?』(エリック・カール)
『きんぎょが にげた』(五味太郎)
『トイレ いけるかな』(わらべ きみか)
『おにぎり』(平山英三・平山和子)
絵本選びで活かせる“使う力”
ここで大事なのは、大人の好みや教育的な視点だけで選ばないこと。
2歳児にとっては、ストーリーよりも色や形など視覚的な要素が重要な判断基準になります。
つまり、「子どもの視点で選ぶ力」=使う力が必要です。
本当に読まれる絵本を選ぶために、私はこんな視点を持つようになりました。
「色がはっきりしているか?」
「娘の好きな色合いか?」
「パッと見てわかりやすい構図か?」
まとめ
「いい本を読ませたい」という親の想いは大切ですが、
子どもにとっての“いい本”は、大人の基準と違うこともあります。
子どもが「楽しい」「また読みたい」と思えることこそ、読書習慣の原動力。
使う力=相手(子ども)の好みを観察し、選び方を調整する力を活かせば、
絵本タイムがもっと楽しく、もっと長く続くはずです。