• 投稿日:2025/08/16
  • 更新日:2025/10/09
【福祉】障害年金の申請と更新について解説

【福祉】障害年金の申請と更新について解説

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桜 梅子@サブカル療育論noteで発信

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要約
障害年金の申請と更新について解説しました。 障害等級は、医師の診断書で決まります。 医師が変わったりする時は、最初から丁寧に状況を話してください。

つまずかないための完全ガイド

こんにちは、🌸桜🌸です。

これまで障害基礎年金・障害厚生年金の内容を見てきましたが、制度を知っていても、申請や更新の方法がわからないと受け取れません。

今回は、申請から受給までの流れ、必要な書類、更新時の注意点を、順を追ってやさしく説明します。


👉障害者年金って何?

1. 申請は「自分から」動くことが大前提

障害年金は、条件を満たしていても自動的には支給されません
申請しない限り、受け取ることはできません。

まずは年金事務所や市区町村の窓口に相談し、自分が対象になりそうか確認しましょう。

IMG_2353.jpegIMG_2354.jpeg2. 申請の大まかな流れ

1)初診日を確認する
初めて医師の診察を受けた日が「初診日」です。
 この日が国民年金加入中か厚生年金加入中かで、受けられる年金の種類が変わります。

2)必要書類をそろえる
☑️ 初診日を証明する書類(受診状況等証明書)

☑️ 診断書(障害の状態を医師に記入してもらう)

☑️ 病歴・就労状況等申立書(自分や家族が作成)

☑️ 年金手帳や基礎年金番号のわかるもの

3)窓口に提出
 市区町村または年金事務所に提出します。
 書類がそろってから審査が行われます。

4)審査結果が届く
 審査には3〜4か月ほどかかることもあります。
 結果は郵送で届きます。

3. 書類作成のポイント

初診日の証明

・ 病院のカルテや受診記録が大切

・ 病院が閉院している場合でも、他の記録から証明できることがあります

診断書

・ 医師に「日常生活での困難さ」をしっかり書いてもらう

・ 仕事ができていても、生活でサポートが必要ならそれを明記

病歴・就労状況等申立書

・ 時系列で、症状の変化や生活の様子を具体的に書く

・ 抽象的な「困っている」ではなく、「買い物は一人で行けない」「料理は火の管理ができない」など事実を書く

4. 更新(障害状態確認届)の注意点

障害年金は、一度もらい始めても、ずっと同じ条件ではありません。
多くの場合、1〜5年ごとに更新(障害状態確認届)があります。

更新時も診断書が必要で、状態が軽くなったと判断されれば、金額が減ったり支給が止まることもあります。

更新で注意したいのは…

☑️ 「前より良くなった」だけでなく、「できること・できないこと」の差も記載

☑️ 実際の生活に必要なサポートの有無を明確にする

☑️ 受診は余裕をもって(締切直前だと書類が間に合わないことがある)

38歳ひきこもり男性の“親亡き後”はどうなる? 突然の障害基礎年金停止に困惑…62歳母が案じた息子の将来(Finasee)#Yahooニュース

20258月12日 Yahooニュースより引用

IMG_2355.jpegIMG_2356.jpeg5. 申請・更新でつまずきやすい3つのポイント

1)初診日が証明できない
 → 他の医療機関の記録や第三者証明で補える場合があります

2)診断書が簡潔すぎる
 → 医師に生活上の困難さを具体的に伝えることが大切

3)申請時期を逃す
 → 障害認定日から1年以内に申請すれば、最初から受け取れる可能性が高い

まとめ

障害年金を受け取るためには、

✅ 初診日の証明

✅ 診断書の正確な記載

✅ 自分の生活の実態をきちんと伝えること
がとても重要です。

また、もらい始めた後も更新があるので、「終わり」ではなく「続ける準備」が必要です。


💬 申請は一度で完璧にする必要はありません。
まずは窓口に相談して、必要なことを一つずつ確認していきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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