• 投稿日:2025/08/22
  • 更新日:2025/09/30
転職!年収交渉で50万円アップを勝ち取った経験談

転職!年収交渉で50万円アップを勝ち取った経験談

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転職活動で年収交渉をして50万円アップを勝ち取った話

はじめに

転職活動のゴールは「内定」だけではありません。待遇や条件も含めて、自分が納得できる形で新しい環境に進むことが大切です。
私の場合、内定時に提示された年収が希望よりも50万円少なかったのですが、交渉を重ねた結果、最終的に希望通りの年収を得て入社することができました。

この記事では、

どうやって希望年収を決めたのか

どのタイミングで交渉したのか

企業側に納得してもらうために意識したこと

についてまとめました。これから転職される方の参考になれば嬉しいです。

1. 希望年収の決め方

まずは「自分がどのくらい欲しいのか」をはっきり決めることが大切です。
希望額がブレてしまうと、交渉時に自信を持って主張できません。

私の場合は、前職の年俸に「家賃補助」「福利厚生ポイント」を含めた金額を基準にしました。なるべく多くを「見える化」して提示できるようにしたのです。

<希望年収の算出方法>

年俸:X-80万円

家賃補助:72万円/年

福利厚生ポイント:12万円/年

合計:X万円(希望年収)

この希望額は、応募書類・面接・交渉のすべてで一貫して伝えました。途中で希望を変えると「根拠が薄い」と思われるので、一度決めたら最後までぶれないことが大切です。

2. 交渉のタイミング

交渉のタイミングはオファー面談〜内定受諾までの間に行いました。もちろん面接の時から1.で決めた希望年収は伝え続けました。しかし残念ながら内定時に提示された年収がX-50万円だったので、年収の交渉をすることとしました。
私の場合は転職エージェントを通して応募していたので、転職エージェントの方に年収交渉のタイミングを聞いてこのタイミングとしましたが、企業によって異なるかもしれません。転職エージェント確認しながらタイミングを決めると良いと思います。

<転職面談の流れ>
①1次面接→②最終面接→③内定通知→④オファー面談(内定通知書説明)→⑤内定受諾

3. 内定先の都合を考える

今回の記事で一番いいたいのはここです。希望年収を伝えるとき、ついつい以下のような伝え方をしていないでしょうか?どこがNGか考えてみてください。

<NGな例>
・現職の年収がY円なので、Y円が希望です
・子どもが小さく、家のローンを払っているので、希望年収を下げることはできません。


①希望年収の根拠を考える

転職エージェントの方に言われたことですが、希望年収を伝えるときは、自分の希望だけでなく、相手がその年収を出すだけの価値があることをアピールすることが必要です。内定時に提示された年収にも、内定先で考えられた根拠があるはずで、それを覆すだけの根拠が必要だからです。先方の担当者の方があなたを採用したいと考えていても、待遇アップの採用の場合は上司の決済も必要でしょう。その説明材料を提示することができれば、年収もあがりやすくなるはずです。

<OKな例>(実際私が伝えた文例)
希望年収は現職同等のX万円を希望します。条件アップに向けてアピールしたい点としては、以下の2点があります。現職で培ったxxxxxのyyyyyの知識・経験は、御社のzzzzzのyyyyyとも親和性が高く、大いにお役に立てることができると考えています。現職でチームのマネジメントし成果を出すことができた経験を生かし、御社のプロジェクトにおいても、マネジメントのサポートをしながらチームの成果を最大化にできるように貢献したいと考えています。

②希望年収は先方想定年収のレンジ内か確認する

希望年収が、先方企業の想定とかけ離れていないことも重要です。できれば先方の職位と年収の関係を調べ、自分の提示職位の年収レンジがどれくらいかを予想、年収レンジの上限でなければ、職位をあげずに年収があげられるので、年収交渉のハードルは高くないと予想します。逆に、提示年収がその職位の上限年収の場合、年収アップのためには職位を上げる必要があるので、年収交渉のハードルは高いかもしれません。

では先方企業の想定はどうやって確認するか?確認の方法はいくつかあると思います。
●転職エージェントの方に聞いてみる

●求人票の年収レンジを確認する
求人票の年収からも先方の想定年収がわかります。自分が応募した求人票だけでなく、同じ企業の複数の求人票を見ると、職位と年収レンジの関係がある程度予想できると思います。

●Webの情報から予想する
最近はWebの口コミサイトの情報も充実しています。国内最大級の社員クチコミ数を有すると言われる「OpenWork」や、企業の年収・給与制度の口コミに重きをおいた「OpenMoney」等の口コミを見ると、職位と年収レンジ、入社年数と年収レンジがわかってきます。「OpenMney」等は課金の必要がありますが、転職のために1,2ヶ月課金をするのは、個人的にありと思います。

これらの情報から、私の場合、提示職位での年収レンジはX-150万円〜X+50万円と予想でき、X万円は職位を変えずに交渉できるレンジだったので強気で交渉できました。

③本気度を伝える

最後に本気度を伝えることが重要と思います。希望の年収が提示された場合、すぐに内定を受諾するという姿勢を伝える事が重要です。先方からすると、もし社内で煩雑な手続きをして待遇アップをしたのにもかかわらず、内定辞退ということになってしまうと、大きな損失になってしまいます。そのためにも、こちらから本気度を伝え、はじめて先方も本気で待遇アップを考えられると思います。

まとめ:年収交渉で大切な3つのこと

希望年収を一貫して伝える

企業が納得できる根拠を示す

内定を受ける本気度をしっかり伝える

交渉は気まずく感じるかもしれませんが、企業も「採用したい」と思っているからこそ内定を出しています。誠実に、そして根拠を持って伝えることで、条件を引き出せる可能性は高まります。

私自身も今回の経験で「伝え方次第で結果は変わる」と実感しました。これから転職活動される方の参考になれば幸いです。

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