- 投稿日:2025/08/27
- 更新日:2025/09/29

はじめに
ずっと接客・塾講師で生計を立ててきた未経験者(当時31歳)がキャリアチェンジを図り、約2年かけてこのたび「AIエンジニア」「機械学習エンジニア」として正社員内定を頂いたので、ストーリー共有させて頂きます。お付き合い頂けると幸いです。
おねがい
・〇〇について詳しく説明して欲しい
等のご意見があれば、著者までDMをお願いします。
できる限りの修正・追記をさせて頂きます。
プロフィール
記事のメインではないためサクッと流します。
色々と遠回りをしてきました。
・大学を中退し, 再受験のための予備校代を稼ぐ
・予備校生活
・大学再受験
・大学院進学(のちに中退)
そんなこんなで、一般的な大卒の年齢より9年遅れで社会人生活を再スタートしました。
社会人生活を再スタートしてからの職歴
日系大手通信企業でAI商材のカスタマーサクセス職 (正社員, 1年弱)
→中小システム開発企業やスタートアップ企業で開発インターン(半年)
→日系メガベンチャーでデータアナリスト(派遣社員, 1年)
※ここでの契約が9月末で終了することになり、デッドラインに追われながら転職活動をすることになりました。
希望企業
・第1希望: メガベンチャー (後述しますが、甘かった…)
・第2希望: AIベンダー
・第3希望: コンサルティング企業, SIer
希望職種
・自分の知る限りでは「データサイエンティスト」の職種だと、多くの場合コンサルティングが業務の多くを占めている認識でした (現職のメガベンでも同様)。そのため、データサイエンスもソフトウェア開発もやってみたい自分としては「AIエンジニア」「機械学習エンジニア」が第1希望でした。
思うように書類が通らない
しかし選考序盤で「おいおい全然書類通らんぞ」となり、データサイエンティスト, データアナリスト職も幅広く受けるようシフトしました。
選考結果
応募総数: 90社
→1次面接に到達: 17社
→最終面接に到達: 9社
→最終内定: 2社
感想
派遣社員とはいえ、メガベンチャーで機械学習活用プロジェクトを立ち上げて進めてきた経験があったので、正直他のメガベンチャーのどこかに1次面接ぐらいは呼ばれるかと期待していましたが、尽く書類落ちで現実を突きつけられました。
面接での対応力
経歴に関する質問への答え方は、面接回数を重ねるごとにブラッシュアップされていったように思います。
落選時のフィードバック
今回の転職活動はほぼすべての企業に関してエージェントさんに助けて頂いたため、メガベンチャーに限らず多くの企業から落選のフィードバックを聞けました (自分で応募した場合はなかなか教えてもらえないので、貴重な機会です)。
そこでスキル不足よりも圧倒的に多かったのが「長期就業への懸念」でした。
完全に自業自得ですが、特に自分のように実務経験が浅くスキル面で突出したものがないうちは、やはり短期離職や奇抜な経歴というのは敬遠されてしまうことを実感しました。
最後に
派遣先のメガベンチャーでは、先方の予算都合突然契約が終わることになり急いで転職活動を行ったため、あまり参考にならないかもしれません💦
自分の興味のあること、やってみたいと思ったことを仕事にするのは本当に大変だと改めて痛感しました(それでも内定を出してくれた企業には感謝しかありません)。
未経験の業界に仲間として迎え入れてもらうことは本当に険しい道ですし、諦めなければ必ず叶うなんて軽々しく言うことはとてもできません。
しかし、それでもやりたいのならば内定をもらえるまで行動し続けるしかないと学びました。
今、転職で挫けそうになっている方の背中を少しでも押せればこれほど嬉しいことはありません。