- 投稿日:2025/09/21

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要約
景気敏感株とディフェンシブ株は投資リスクを整理する目安にすぎません。初心者は分類にこだわらず、事業内容や景気環境を理解する視点を持つことが大切です。
はじめに
株式投資を学び始めると、必ず耳にする言葉があります。
それが「景気敏感株」と「ディフェンシブ株」です。
景気が良くなると株価が上がりやすい株 → 景気敏感株
景気が悪くても比較的安定している株 → ディフェンシブ株
このように説明されることが多いですが、実際にはもう少し複雑です。
なぜなら、同じ企業でも「景気サイクル」や「事業環境」によって、その立ち位置が変わることがあるからです。
では、本当に景気敏感株とディフェンシブ株を分ける必要があるのでしょうか?
この記事では、両者の違いを整理しつつ、投資初心者がどのように理解すればよいかをわかりやすく解説していきます。
1. 景気敏感株とディフェンシブ株の基本的な違い
まずはシンプルに、言葉の意味を押さえておきましょう。
景気敏感株
景気の動向に大きく影響を受ける企業の株。
例:自動車、鉄鋼、半導体、商社など。
景気が良くなると売上・利益が増えやすい一方、不況時には急激に悪化する特徴があります。

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