- 投稿日:2025/08/31
- 更新日:2025/09/07

こんにちは。元大手大学受験予備校職員の”たけいし”といいます!
私はこれまで大学受験予備校で多くの受験生、保護者と関わってきました。
多くの保護者と関わったことで実感したことは、受験というのは本人だけじゃなくて保護者にとっても大変な一大イベントなんだということです。
今回は保護者に向けて、大学受験期における受験生との接し方・向き合い方について書いていきます。
この記事を読むことで、保護者として受験生の子どもをサポートするときの心構えを理解していただけます。
はじめに
親の「子を待つ姿勢」というのは、受験期に限らず大切なスタンスだと思います。ただ、普段は問題なくスムーズな接し方ができていても、受験期となるとそうもいかず、悩む保護者の方も多いようです。
受験期では親も焦りやストレスから、普段はしない範囲にまで干渉したり、考えを押し付けてしまってりすることがあります。
特に、中学受験を乗り越えて、中高一貫校に6年間通った家庭に見られる傾向は、中学受験の成功体験を引きずって、親が何にでも介入(干渉)しすぎることです。
中学受験の時は親が主導してもよかったかもしれません。しかし、大学受験の年齢ともなると、子どももかなり自立して、自分のことは自分で考えている、もしくは考えているつもりではあります。
そこへ親が意見を押し付けてしまうと、本人は反抗心と受験のプレッシャーも合わさって、本来集中すべき勉強自体に集中ができない。親子関係も悪くなってしまうということが少なくありません。
親は子どもに、親の考え(親にとってはアドバイスのつもりのことも)を伝えようとばかり思うのではなく、逆です。子どもの考えをいかに聞き出せるかが重要です。
もちろん親も、ただのエゴで考えを伝えようとばかり思っているのではなく、そこにあるのは子を想う愛情であることがほとんどであるはずですが。
(ただし一部例外もある。親が自分の過去に叶えられなかった夢を子どもに強要してしまうケースだ。私の経験では特に母親が娘に対して強要してしまうことが、このケースの中では目立つ。理由はいろいろと想像できるが。)

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