- 投稿日:2025/09/09

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要約
今の株高も将来から見れば安値。短期の値動きに惑わされず、増配や複利効果を味方に長期投資を続けることが資産形成の鍵です。
はじめに
最近の株式市場を見て「株が高すぎる」「今から買うのは遅いのでは」と感じている方は少なくないでしょう。SNSやニュースでも「バブルだ」「調整が近い」など、株高に警鐘を鳴らす情報があふれています。
確かに短期的に見れば、株価は高値圏にあるように見えるかもしれません。しかし、長期投資、とくに配当株投資という視点で考えると「今の株高も、将来から見れば安値にすぎない」という考え方も成り立ちます。
この記事では、初心者向けに「株高だから買わない」という発想がなぜ危険なのか、そして増配と時間を味方につける投資戦略についてわかりやすく解説します。
1. 株価の「高い・安い」は時間軸で変わる
株価は経済とともに成長する
長期的に見れば、株式市場全体は右肩上がりで成長してきました。日本株にしても米国株にしても、企業の利益は人口増加や生産性向上、イノベーションに支えられ、着実に伸びてきた歴史があります。
たとえば、
1980年代に日経平均が2万円を超えたとき「高すぎる」と言われましたが、現在では3万〜4万円台が当たり前。

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