- 投稿日:2025/09/05
- 更新日:2025/10/07

「保健所管内栄養士会」というものをご存じですか?
実は、私も今の職場で数年働いてからようやくその存在を知りました。広報もあまりされていないので、知らない方も多いと思います。
でも!実際に入ってみると、栄養士としての学びや繋がりが増えて、本当に入って良かったなと思える会なんです。
今日はそんな「保健所管内栄養士会」について、私の体験も交えながらご紹介します。
保健所管内栄養士会とは?
ざっくり言うと、市や区ごとに栄養士が集まって勉強や交流をする会です。
保健所が中心となり、地域の病院や施設の管理栄養士さんが役員として運営をサポートしています。まさに「地域の栄養士会」といった感じ。
会の目的は、栄養士・管理栄養士のスキルアップと親睦を図り、地域の食生活の向上に貢献すること。
会員は病院、福祉施設、学校、行政、企業など幅広い職域の栄養士・管理栄養士さんたち。
年に2〜4回集まり、講師を招いて研修を行っています。内容は、
衛生管理
災害時の食事や非常食
食物アレルギー対応
コミュニケーションスキル
など多岐にわたります。
保健所管内栄養士会のメリット
会費が安い!
営利目的ではないので年会費がとても安いです。
私の地域では 年間2,000円。しかも研修会(年2〜3回)はその年会費だけで参加できます。
県の栄養士会(年会費1万5千円前後、研修ごとに追加費用あり)と比べるとかなりお得です。
地域の栄養士と繋がれる
病院、福祉、学校、行政など、職域を超えて交流できます。普段出会えない栄養士さんと繋がれるのは大きなメリットです!
情報交換ができる
栄養士は「1人職場」ということも多いですよね。
孤独になりがちですが、私の所属する会ではグループワークも多く、他の施設のやり方や工夫を直接聞くことができます。
保健所管内栄養士会のデメリット
講習内容が分野と違うことも
参加者の職域が幅広いため、内容はどの職域にも当てはまるような全般的な内容になりがちです。興味のあるテーマだけ参加する、という人も多いです。
情報が少なく、存在が分かりにくい
広報がほぼ無いので、知らない人が多いのも事実。私も人づてに聞いて存在を知りました。
HPが無いことも多く、入る前は「何をやっている会なのか?」が全く分からなかったです。
入会方法は?
とりあえず愛知県にはあります↓
(会員は地域により40〜100人程度)
他の地域はネットで「保健所管内栄養士会 + 自分の住居か勤務先の地域」で検索してみましょう。出てこなければ、管轄の保健所に直接問い合わせてみるのがおすすめです。
私も最初は「いきなり電話したら迷惑かな…」と思いましたが、実際にはとても丁寧に対応していただけました。
もしその地域に栄養士会が無い場合は「ありません」と言われるだけなので、気軽に聞いて大丈夫です。
まとめ:入って良かった!保健所管内栄養士会
栄養士は孤独になりやすい仕事ですが、地域の仲間と繋がれることで安心感も増し、学びも深まります。
私が一番良かったと感じているのは「気軽に質問できる相手ができたこと」
そして、今は管内栄養士会の役員として、会の運営のお手伝いをしてます!
1人で悩んでいたことも、他の施設の管理栄養士さんに聞いてすぐ解決できるようになりました。
地域で働く仲間と交流しながらスキルアップできる「保健所管内栄養士会」、ぜひ参加してみてください!
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