- 投稿日:2025/09/10
- 更新日:2025/09/29

効率だけでいいのか?という違和感
資本主義の社会では「効率や利益を追うのが当たり前」になっています。もっと早く、もっと安く、もっと多く。そんな価値観に私たちは慣れきっています。
でもAIや効率化が急速に進む今、「便利だけれど、それだけで本当にいいのかな?」という違和感を感じるようになりました。
資本主義とAIの相性の良さ
資本主義の仕組みは、AIと非常に相性が良いです。
AIは膨大なデータを瞬時に処理し、効率化やコスト削減に直結します。
企業はAIを活用することで利益を拡大し、競争力を高めることができます。
成果や数字の面では、AIは理想的なパートナーと言えるでしょう。
効率の先にある人間らしさの空白
しかし、その流れに身を置いていると「効率ばかりで人間らしさが置き去りになっているのではないか」と感じる瞬間があります。
AIが文章を生成できるからこそ、人間の声や言葉に温かみを感じる。
AIが効率化を進めるからこそ、余った時間を「人と人が支え合うこと」に使いたくなる。
効率化が進めば進むほど、逆に効率では測れない部分に価値が戻ってくるのです。
人情の揺り戻し
地域活動やコミュニティのように、人と人とが協力し合う場は、AIでは代替できません。
効率や利益ではなく、人とのつながりや安心感が中心にあるからです。
私が日々関わっている「リベシティ」や、学長ライブでのコメント欄のやり取りも同じだと思います。
効率や成果ではなく、学び合いや応援し合いの中で“人情”や“温かさ”を実感できる。
そうした場こそ、AIの普及が進む社会でさらに価値を増すはずです。
まとめ:安心できる未来
AIの進化に「人間は不要になるのでは?」と不安を覚える人もいるかもしれません。
けれど実際には、AIが担う効率や合理性があるからこそ、人間の優しさや人情が際立ちます。
資本主義と人情がバランスを取りながら共存していく未来は、決して怖いものではなく、安心して歩んでいける未来だと感じています。