- 投稿日:2025/10/07

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要約
株価の「高値」「安値」は相対的なもの。初心者は完璧な買い時を狙わず、分散投資や配当利回りを目安に長期目線で投資することが大切です。
はじめに
株式投資を始めたばかりの人が必ずといっていいほど抱く疑問のひとつに、「株価は高いのか、安いのか?」というものがあります。特に高配当株投資を考えるとき、「安いときに買うべき」「下がったら買い時」といった言葉をよく耳にするはずです。
しかし、いざ実際に投資を始めてみると「今の株価は安いのか、それとも高いのか?」という判断はとても難しいと気づきます。証券口座の画面を前にして、買うべきか待つべきか迷い続けた経験は、初心者だけでなくベテラン投資家にもあるものです。
この記事では、株価の「高値」「安値」の基本的な考え方を整理しながら、高配当株投資におけるタイミングの取り方について、初心者向けにわかりやすく解説します。
1. 株価の基準とは?
多くの人にとって「株価の基準」とは、自分が最初に見た価格です。
たとえば、ある銘柄を最初に 1,000円 で見たとしましょう。その後に株価が900円になれば「安い」と感じ、1,100円になれば「高い」と感じるでしょう。ところが、これはあくまで「自分の主観」にすぎません。

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