- 投稿日:2025/09/18

「切り替え下手」は努力不足ではない
「オンとオフの切り替えが苦手」「マルチタスクで頭が混乱する」と感じる人は多いものです。
つい「自分は要領が悪いのでは」と落ち込んでしまうかもしれません。
でも実は、これは個人の努力や性格の問題ではありません。人間の脳の仕組みそのものに原因があります。
だからこそ、工夫や仕組みを取り入れることで誰でも改善できる余地があるのです。
今回は「切り替え」をテーマに、オンオフの切り替えと、タスク間の切り替えの両面から、仕事の質を高める方法を整理します。
人はシングルタスクしかできない
まず知っておきたいのは、人間は基本的に「シングルタスク」しかできないということです。
複数の作業を同時にやっているように見えても、実際はタスクを切り替えているだけ。
例えば、資料を作りながらチャットに返事をするとします。一見同時進行しているように見えても、脳は「資料 → チャット → 資料 → チャット」と行き来を繰り返しています。

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