- 投稿日:2025/09/19
- 更新日:2025/11/06
【ミミズ】と聞いて「気持ち悪いー!」っていう人が多いでしょうね😅
決してミミズはかわいい生き物でもないし、ニョロニョロ感に正直ちょっと引きますよね。
しかし、私たちがこの地球上で生きていけることはミミズがいてくれるからこそだと知ったら・・・
ミミズを見る目も変わるでしょ?
私は生き物の中で一番ミミズさんを尊敬しています(笑)
その理由は、今からお伝えすることを読んでいただければわかってもらえると思います。
この記事を読んでくれたあなたにもミミズのことをもっと理解してもらい、どこかで出会ったらぜひ観察して、状況によってはミミズを助けてもらえればうれしいという気持ちでその役割を書いてみますね!
お父さんお母さんにも、ぜひ子供さんがミミズに出会う機会を作って欲しいと思っています😊
🪱ミミズってそもそもどんな生き物?
ミミズはヒルやゴカイの仲間で、「環帯動物」と呼ばれる分類に属します。
日本には少なくとも約180種類のミミズが暮らしているそうです!
眼も鼻も脚もなく、呼吸器も持たない、細長い袋のような不思議な生き物です。
体はたくさんの指輪のような「体節」がつながってできていて、各体節には毛が生えており、体を動かすときにはこの毛を引っ掛けて支えにして動きます。
ミミズは雌雄同体で、成長すると首輪のような部分『環帯』ができ、そこから卵を産みます。
🌏ミミズの存在意義ってなに?
ミミズの存在意義は、土壌や生態系の「生命の土台」を支えることです。
🌏ミミズが地球上にもたらす役割
🌱土壌環境を豊かにする
ミミズは落ち葉や有機物を食べて分解し、フンとして排出します。 そのフンは微生物が分解しやすく、植物が栄養を吸収しやすい形に変えてくれます。
また、ミミズのフンや穴掘りによって土壌は団粒構造になり、水はけ・保水性も向上します。
ミミズが動き回るだけで土を耕しているのと同じ効果があり『自然の鍬(くわ)』と呼ばれるそうです。
🦠生態系のバランスを支える
ミミズの活動は土壌中の微生物や動物に住みやすい環境を整え、多様な生き物が生きていける土台となっています。
害虫や病原菌の発生を防ぐ効果もあります。
さらに、体に硬いところのないミミズは、モグラやツグミ、オサムシなどにとって、消化しやすいとても良いエサになります。
ミミズは落ち葉の下や地中で、生態系を支えている大事な生きものなのです。
🥬農作物や人間の生活に役立つ
ミミズがいる土壌では、作物がより健やかに育ちやすくなり、農業の生産性・持続性も向上します。
家庭菜園や緑地でもミミズの存在は「土の健康状態」の目印とされます。

🌏ミミズが地球上にいなくなったらどうなるの?
ミミズが地球上からいなくなると、土壌環境と生態系に大きな影響が生じます。
⚠️土壌の健全性と肥沃度(ひよくど)への影響
ミミズのフンは植物が養分を吸収しやすい形に分解され、団粒構造を形成して通気性や保水力も向上します。
ミミズがいなくなると、土壌の肥沃度が低下し、植物の成長に大きな影響を及ぼします。
*肥沃とは*
土地が栄養分を豊富に含み、作物の生育に適している状態を指す言葉
⚠️生態系や生物多様性への影響
ミミズの活動は土壌微生物や他の土壌動物の生息環境を作り、多様な生物が暮らせる基盤を作っているため、大きな影響を及ぼします。
⚠️陸水域・他生態系への影響
ミミズは河川などにも影響し、ミミズが供給源となる生き物(例:ウナギなど)にも影響があります。
陸と水の生態系のつながりも弱まると考えられます。
⚠️農業・人間生活への影響
ミミズがいなくなると、有機物の分解が解消されるため、作物の栄養供給力が大きく落ち、農業生産にも深刻な影響が出ます。
よって、ミミズが地球にいなくなることは、
「土壌を肥沃にし、健全な生態系と農業生産を支える役割」がごっそり失われ、植物や多くの生物・人間にも生活連鎖的な悪影響が広がると考えられます。

🪱ミミズに出会ったら観察してみよう!
ミミズに出会う機会がない!という人が多いかもしれません。
しかし、案外身近にミミズと出会えるスポットはありますよ!
💠緑の多い公園:
落ち葉や湿った土、木の根元や花壇周辺に多く見つかります。
💠家庭菜園・学校やマンションの花壇:
有機物が多く、手入れが行き届いている場所では見つけやすいです。
💠道端や側溝の陰で湿った場所:
人通りが少なく、落ち葉がたまるようなところでも。
💠雨のあとの道路:
雨で地中から出てきたミミズが、歩道などで見られることも。
💠堆肥づくりや室内コンポスト:
ミミズコンポストを活用すると、自宅でも身近に観察できます。
どの場所も、静かに探すのがコツです。「身近な自然体験」として楽しんでください。
😢ミミズを助けてあげて!
アスファルトやコンクリートの歩道で、ミミズを見かけることがあると思います。
私はそういう時、近くで木の棒などを探してミミズを救出し、草むらへ戻してあげるのですが、ふと、その行為はミミズのためになっているのか?余計なお世話なのかしら?と疑問を持つ機会がありました。
せっかくミミズに関しての記事を書かせていただいているので、調べてみました!
その答えがこちら👇🏻

乾いたアスファルトやコンクリートの歩道でうごめいているミミズは
ヘルプ状態!
緊急事態!
だと思ってください!
ちょっとコワイかもしれませんが、ここまで読んでいただけたあなたなら、きっとミミズを助けて安全な場所へ戻してくれますよね?😉
🪱さいごに
『ミミズの話』
こんな話題がノウハウ図書館にあるなんて!
とびっくりする😲か引いてしまった🤯人もいるかもしれませんね。
しかし、読んでいただいてどうでしたか?
ミミズの存在は、地球上で生物が生きていく基盤となる土壌を作り、健全な生態系を維持する、極めて重要なものなのです。
まさしくいのちの土台を作ってくれているミミズ。
私たちの日常を支えてくれているものは、普段目にすることが少ない小さな生き物でもあるということも、この機会に理解して、ぜひ受け継いで行って欲しいと願っています。
最後に、『いのちの土台をつくるミミズの存在』の役割を子供さんにもわかっていただける文章で終えたいと思います。

最後までお読みいただき ありがとうございました😊