- 投稿日:2025/09/20
- 更新日:2025/09/30

〜はじめに〜
子育ての悩みの中でも上位に挙げられるのが、
「ゲームやYouTubeがやめられない」という問題です。
この記事では、私が実際に編み出した「我が家のルール」をご紹介します。
同じような悩みを持つ方へのヒントになれば幸いです。
▪️我が家の家族構成
我が家は4人家族です。
・夫(私):40代/自営業(飲食店経営)
・妻:30代/パート
・娘:小学4年生(※リベシティ子供会員)
・息子:小学2年生
〜ルール誕生のきっかけ〜
長女が小学1年生のクリスマスに『ニンテンドースイッチ』をプレゼントしました。
ついに我が子がゲームデビューを果たしたのです。
最初のソフトは『マインクラフト』でした。
ここで思い出したのが、自分の小学生時代。
母親に「ゲームは1時間まで」「勉強してからゲームしなさい」と言われた記憶、皆さんにもありませんか?
もちろん、守ったことなんてありません(笑)。
「1日1時間で『ドラクエ』や『FF』いったいクリアするのに何日かかるんだよ!」という感じでした。
そんな経験があるからこそ、子どもの気持ちはよくわかります。
でも勉強も大切…。そこで思いついたのが次のルールです!
〜「ゲームコイン」ルール誕生〜
スイッチ購入をきっかけに、我が家で決めたルールです。
▪️ルール内容
勉強30分につき、ゲームコインを1枚ゲット!
コイン1枚でできることは以下のいずれか1つ
①ゲーム30分プレイ
②YouTube30分視聴
③好きな漫画(中古品)を1冊プレゼント
ゲームやYouTubeは夜8時まで(8時までなら好きなだけOK)
▪️用意するもの
・手のひらサイズのノート
・スタンプ
・置き型のタイマー
▪️手順
1、宿題や自主学習を行い、始めた時間と終わった時間をノートに記録する。
2、勉強時間に応じて親がスタンプを押す(30分ごとに1コイン)。
3、子どもは貯めたコインを使い、ゲームやYouTubeを楽しむ(1コイン=30分)。※遊ぶときはタイマーで時間を測る。
4、使ったコインは(×)と書く
↑小学2年生の息子のゲームコインノートです
〜実際に起きた事〜
① なかなかゲームをやってくれない(勉強ばかりする)
→ コインを使うのがもったいないらしく、貯めてばかり。コインが増えていくこと自体に喜びを感じています(貯金と一緒ですね 笑)。
② 計画的に遊ぶようになった
→ 大切なコインを無駄にできないので、ゲーム開始前に「何をやるか」を決めてから遊ぶようになりました。
③ 勉強中に時間を意識するようになった
→ 「あと◯分で30分になる!」と、成果や量よりも時間を意識して勉強するようになりました。
〜うまくやるコツ〜
長く続けるための工夫をご紹介します。
① 自主学習のネタを切らさないこと
→ 「やりたい時にする事がない」という状況を防ぐために、市販のドリルを常備。ネットで無料ドリルを印刷するのもおすすめ。
② イベントを行うこと
→ 「獲得コイン2倍キャンペーン」などを定期的に開催するとモチベーションが続きます。
③ とにかく褒めること
→ 「うわっ!今日3枚も貯めたの?すごいじゃん!」と声をかけ、コインを貯める(=勉強をする)喜びを感じさせましょう。
半年や1年後にノートを見返すと、スタンプがびっしり。努力の証になります。
〜ルールを破った場合〜
幸い、我が家では2年半の間に不正やずるは一度もありませんでした。
とはいえ、もし破ってしまったらどうするのか?
① 事前に罰を決めておくこと(重要!)
→ 親が後から決めた罰は、子どもにとって「理不尽」に感じます。必ず最初に話し合い、双方が納得する罰を決めておきましょう。
② 罰は厳しすぎないように
→ このルールは「勉強とゲームがセット」です。例えば「1ヶ月ゲーム禁止」にしてしまうと、同時に勉強もやらなくなる可能性があります。
③ 罰則の例
・勉強を2時間達成するまでゲーム禁止(ただしこの2時間分のコインは貯まらない)
・1週間ゲーム禁止(この間に勉強した分のコインは貯めてOK)
〜ルールのやめ時〜
中学生や高校生になると、このルールは通用しないでしょう。
我が家では、長女が小学5年生になったら廃止予定です。
理由は、2年半続けたことで「勉強する習慣」が身についたと感じたから。
あとは「自分のことは自分で管理できる」と信じているからです。
〜まとめ〜
今回は、我が家の「ゲームコインルール」について紹介しました。
大切なのは
・ルールはなるべくシンプルに(親の都合で追加しない)
・楽しさを取り入れる(「コイン2倍キャンペーン」は効果大)
・子どもを信じて見守ること
「ゲームコインルール」はご家庭によって合う・合わないがあります。
我が家はたまたまうまくハマりましたが、
この記事を参考に「お子さんが楽しく続けられるルール」を考えてみてはいかがでしょうか?
ノウハウ図書館初投稿です
稼ぐ力や貯める力などのノウハウはまだありませんが何か書けるものはないか?と今回我が家の変わったルールについて投稿してみました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。