- 投稿日:2025/09/23

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要約
不登校の子に「先生、しつこいと嫌われるよ」と言われてハッとしました。熱心に教えているつもりが、子どもには苦痛だったのです。教える側が疲れているとき、子どもはその倍苦しんでいます。表情が曇ったら「今日はここまで」と言える勇気が必要。引き際を見極めることが大切です。
こんにちは、現役小学校教員の【のりまつ】です。 不登校支援に力を注ぎ、直近2年間で7名のお子さんの登校再開をサポートしました。
今日は、不登校だった子から言われた 一言でハッとした経験をお話しします。
「先生、しつこいと嫌われるよ」
この言葉が、私の指導法を 根本から見直すきっかけになりました。
その日の出来事
私は他の子に算数を教えていました。
「ここをこうして...」 「もう一回やってみよう」 「大事なところだからね」
熱心に指導していたつもりでした。
すると、隣で見ていた子が さらりと言いました。
「先生、そんなにしつこいと 嫌われちゃうよ」
その子は、学校への拒否感が強く、 不登校を経験していた子でした。
なぜハッとしたのか
私は「熱心に教えている」と 思っていました。
でも、その子の目には 「しつこい」 と映っていたのです。
特に繊細な子にとって、 私の「熱心さ」は 「押しが強い」 と感じられていました。
自分では気づかなかった事実

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