• 投稿日:2025/09/24
  • 更新日:2025/10/02
iPhoneを毎年買い替えると実はお得?税務メリットを考慮した実質負担額を徹底計算

iPhoneを毎年買い替えると実はお得?税務メリットを考慮した実質負担額を徹底計算

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しゅうへい@散歩大好き

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要約
結論: iPhoneは毎年買い替えが意外とお得です 理由: 節税×高リセール 具体: 悲観ベースで、実質負担が月約4,678円以内に

目次

0. 最初に結論

1. 🤔 iPhoneを毎年買い替えるのは本当にお得?

2. 💰 なぜ個人事業主ならiPhoneが節税になるのか?

3. 📊 気になる結果は?2つのシナリオで比較してみました

4. 🧮 計算の仕組みを詳しく解説

5. 📈 中古価格はどのくらい?実際の市場データを調査

6. ⚠️ 注意すべきポイントとリスク

7. 🎯 結論:iPhoneの1年買い替えは意外とアリ?


0. 最初に結論

スクリーンショット 2025-09-24 5.19.21.pngiPhoneは毎年買い替えても意外とお得。

個人事業主なら、悲観ベースで実質負担は月5千円以下になることも。


1. 🤔 iPhoneを毎年買い替えるのは本当にお得?

「iPhoneを毎年買い替えるなんて贅沢すぎる...」

そう思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、実はiPhoneの1年買い替えは意外と経済的な場合があります。


今回はiPhone 17 Pro 256GBを例に、リセール+税務上のメリットも考慮した実質的な負担額を計算してみました。


2. 💰 なぜ個人事業主ならiPhoneが節税になるのか?

◆ 基本的な仕組み

個人事業主やフリーランスの方が事業用にiPhoneを購入した場合、事業の経費として計上することができます。


経費計上による税務上の取り扱い

事業用の経費として計上した場合:

所得から経費を控除することができます

所得金額が減少し、所得税・住民税の計算基礎が変わります

税負担の軽減につながる可能性があります


◆ 税務上の仕組み

個人事業主やフリーランスの方がiPhoneを購入する場合、「少額減価償却資産」として扱うことができます。


少額減価償却資産とは

少額減価償却資産は、取得価額が30万円未満の減価償却資産のことで、以下の特徴があります。

購入した年に全額を経費として計上できる

通常の減価償却(数年にわたって分割)とは異なり、一括償却が可能

・確定申告で所得控除が受けられる

・結果的に所得税・住民税が安くなる


iPhoneが対象となる理由

iPhone 17 Pro(¥179,800)は30万円未満のため、少額減価償却資産として扱われます。


具体的なメリット

例えば、iPhone 17 Pro(¥179,800)を購入すると:

・年間所得から179,800円を控除

・税率によって節税効果が変わる

・購入年度に全額経費計上できるため、即座に節税効果を得られる


⚠️ 適用時の注意点

事業用として使用することが前提:プライベート利用が多い場合は家事按分が必要

領収書の保管が必須:税務調査時に購入証明が必要

売却時の所得計算:売却収入は雑所得として申告が必要

・30万円の壁:30万円以上の場合は通常の減価償却となる


購入条件の詳細

機種:iPhone 17 Pro 256GB Simフリー

購入価格:¥179,800(税込)

購入日:2025年10月1日

減価償却:少額減価償却資産(一括償却)


3. 📊 気になる結果は?2つのシナリオで比較してみました

🔴 シナリオ1: 厳しめの条件(悲観ベース)

スクリーンショット 2025-09-24 4.59.38.png* リセール率:60%

* 所得税率:5%(年収300〜400万円想定)

* 住民税率:10%


売却価格(税込):¥107,880

手数料(10%):¥10,788

送料・梱包費:¥400

売却収入:¥96,692

経費計上額:¥26,970

実質負担額:¥56,138

実質負担額(月額):¥4,678


🟢 シナリオ2: 理想的な条件(楽観ベース)

スクリーンショット 2025-09-24 4.59.53.png* リセール率:85%

* 所得税率:23%(年収900万円以上の高所得者)

* 住民税率:10%


売却価格(税込):¥152,830

手数料(10%):¥15,283

送料・梱包費:¥400

売却収入:¥137,147

経費計上額:¥59,334

実質負担額:-¥16,681

実質負担額(月額):-¥1,390


◆ 💡 2つのシナリオから分かること

同じiPhoneでも、所得水準**と売却時の状態によって実質負担額が大きく変わることが分かります。


4. 🧮 計算の仕組みを詳しく解説

◆ 節税効果の計算方法

節税効果 = 購入価格 × (所得税率 + 住民税率)


例1: 年収400万円の方(税率15%)

179,800 × 15% = 26,970円 節税


例2: 年収1000万円の方(税率33%)

179,800 × 33% = 59,334円 節税


◆ 実質負担額の計算

実質負担額 = 購入価格 - (売却収入 + 節税効果)


重要なのは、所得水準によって税負担軽減効果が大きく変わることです。高所得者ほど税率が高いため、同じiPhoneでも税負担軽減効果が大きくなり、結果的に実質負担額が軽くなります。

5. 📈 中古価格はどのくらい?

参考にしたのは「iPhone 16 Pro 256GB Simフリー」の中古価格。

スクリーンショット 2025-09-24 5.03.16.png参考「価格com」:

https://kakaku.com/keitai/smartphone/model/M0000001094/used/


リベ推奨の価格comはこういう時にも便利ですね☺️(教えてくださりありがとうございます!


* バッテリー残存:85〜95%

* 外観状態:Aランク

* データ:価格.com 中古価格情報


リセール率60% → 一般的な中古状態

リセール率85% → ほぼ新品状態


◆ 市場データから分かること

iPhoneは中古市場でも高値が付きやすいのが特徴です。

機種の新しさ外観の状態に大きく依存します。1年使用でも適切に管理していれば、85%程度の価格を維持できる可能性がありますが、傷やバッテリー劣化があると60%程度まで下落する可能性もあります。


6. ⚠️ 注意すべきポイントとリスク

1. 少額減価償却資産として処理できるか要確認

2. 所得水準により税率が大きく変わる

3. 傷や故障で売却価格が低下


7. 🎯 結論:iPhoneの1年買い替えは意外とアリ?

◆ シナリオ別まとめ

悲観ベース → 月額 ¥4,678(年間 ¥56,138)

楽観ベース → 月額 -¥1,390(年間 -¥16,681)


◆ 時間効率の観点から見たメリット

学長が伝えてくれている「自分の時間はタダじゃない!」という観点で考えると、最新機種を使うことによる時間効率の向上も重要なメリットです。

最新のiPhoneは処理速度が格段に向上しているため、アプリの起動時間が短縮され、ちりつもですが時間の短縮につながります。また、安定したバッテリー性能により充電時間を気にせず作業できます。

これらは直接的なコストには現れませんが、毎日の作業時間の短縮ストレス軽減という観点から、実質的な投資対効果として十分に価値があると言えるでしょう。


🤔 最後に

※本記事の計算は2025年時点の市場価格を基にした試算です。実際の購入・売却時は最新の税制や市場価格をご確認ください。税務に関しては専門家への相談をおすすめします。


今回の記事で紹介した計算ロジックをGoogleスプレッドシートで実際に試算できるようにしましたので、自分の所得に合わせた税率設定や想定するリセール率の調整を行って、より具体的な見積もりを確認してみてください。コピーしてご利用いただけます。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1rLCjzj4__OlOmNHzdnm_c190o_iwHdkXOwwubJIua-w/copy

スクリーンショット 2025-09-24 5.19.21.png

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