- 投稿日:2025/09/29

はじめに
近年、詐欺メールやフィッシングサイトの被害が増え続けています。
特に「大手企業の公式を装った偽メールアドレス」や「本物そっくりに作られた偽URL」による手口は巧妙で、一見すると本物と区別がつきません。
この記事では、よくある共通点と見抜くポイントを整理し、安心してインターネットを利用できるための知識をお伝えします。
偽アドレスや偽URLの共通点とは?
よくある偽装の手口一覧
似ている文字の置き換え
「l(エル)」と「1(数字の1)」
「O(オー)」と「0(ゼロ)」
例: support@micros0ft.com(本物は「o」、偽物は「0」)
余分な文字を追加する
amazon.co.jp → amazonn.co.jp
rakuten.co.jp → rakutten.co.jp
本物に似せた別ドメインを使用
yahoo.co.jp → yahoosupport.com
google.com → googIe-login.com
(大文字のIを小文字lに見せかける)
不自然なサブドメインをつけるsecure.login.paypal.com
→ paypal.secure-login.com
なぜ騙されやすいのか?
これらの偽装は、人間の「見た目の錯覚」を利用しています。
スマホの小さな画面では特に判別が難しく、慌てていると誤ってクリックしてしまう危険性があります。
被害に遭わないための三原則(チェックポイント)
メールアドレス確認
差出人アドレスをクリックして「完全なアドレス」を確認する少しでも違和感があれば 公式サイトから再確認
URL確認
クリックせずにリンクを長押し → 本物のドメインか確認「https://」から始まり、公式のドメインかを要チェック
セキュリティ対策
信頼できるセキュリティソフトの導入メールやSMSでの URLクリックは慎重に本当に必要な情報かどうか、一度立ち止まる習慣を持つ
もしクリックしてしまったら?
個人情報を入力した場合は
👉ただちに パスワード変更
クレジットカード情報を入力した場合は
👉カード会社へ連絡し利用停止
被害に気づいたら
👉警察や消費生活センターへ相談
まとめ
偽アドレスや偽URLは、誰でも一瞬の油断で引っかかってしまう可能性があります。
しかし、「本物か確認する習慣」を持つことで、多くの被害は未然に防ぐことができます。
日々巧妙化する手口に対抗するために、ぜひ今日からご自身のセキュリティ意識を高めてみてください。