- 投稿日:2025/09/30

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要約
株式投資では権利落ち日に株価が下落します。これは配当金の分だけ下がる理論的現象。初心者は「当然の流れ」と理解し、資金余裕と長期視点で一時的な下落を冷静に受け止めることが大切です。
はじめに
株式投資をしていると、必ず経験するのが「権利落ち日」の株価下落です。配当金や株主優待を目的に投資している方にとって、この権利落ち後の株価の動きは避けて通れないテーマです。では、なぜ株価は下落するのか、そして投資家としてどのように受け止め、どこまで耐えられるのか──初心者の方にもわかりやすく整理してみましょう。
1. そもそも「権利落ち日」とは?
株主は、企業が定める「基準日」に株式を保有していることで、配当金や株主優待を受け取る権利を得ます。その翌営業日が「権利落ち日」です。この日になると、理論上は「配当金分だけ株価が下がる」とされています。なぜなら、株を新しく買った人にはその期の配当を受け取る権利がないからです。
たとえば、100円の配当を出す会社がある場合、権利落ち日には株価が100円程度下がって始まるのが自然な流れです。これが「配当落ち分の下落」です。
2. 株価下落は本当に配当金とイコールか?

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