• 投稿日:2025/09/30
Macで無料!マイクと内部音声を同時録音して文字起こしする方法

Macで無料!マイクと内部音声を同時録音して文字起こしする方法

  • 4
  • -
hilo(ひろ)@スプシ・アパレルせどり

hilo(ひろ)@スプシ・アパレルせどり

この記事は約5分で読めます
要約
💻Macで「マイクの声」と「内部音声」を同時に録音して、そのまま文字起こしまで無料でできる方法を解説! Macの標準アプリとBlack Hole+NotebookLMを使えば、会議や勉強会の議事録作成がぐっとラクになります✨

オンライン会議や勉強会、雑談会で、「自分の声(マイク)」と「パソコン内部の音(スピーカーから流れる音)」を同時に録音したい。

また、録音した音声を文字起こしたい、というシーンがありますよね。

Macで有料ソフトを使わなくても 無料で 整えることができます。

ここではMacの標準アプリや「Black Hole」と「NotebookLM」を使って、マイクと内部音声を同時に録音し、文字起こしするまでの流れを解説してきます。

「会議の議事録を手入力するのは大変…」

「オンラインの勉強会に参加したけど、あとから復習したい」

「雑談会で良いアイデアが出るから逃したくない!」

こんな方の参考になれば嬉しいです。

録音→文字起こしまでの流れ

1.Black Holeインストール

2.Audio MIDI設定

3.サウンド設定

4.QuickTime Playerで録音

5.NotebookLMにアップロード

今回設定したパソコン環境

MacBook Air M3
OS Tahoe 26.0

Black Hole インストール

👉️Black Holeサイト

こちらは内部音声を録音していくものになります。

サイトに飛んだら、「寄付する余裕がない」を選択。

1.pngメールアドレスと名前を入力して、ダウンロードへのリンクを送信をクリック。

2.pngこの画面になりましたら、数秒くらいでメールへリンクが届きます。

3.png下記のように、メールに届いたリンクをクリック。

4.pngBlack Holeのサイトに飛びますので、「ブラックホール2ch」を選択。

5.pngダウンロードした「BlackHole2ch-0.6.1.pkg」を開きます。

「続ける」をクリック。6.png使用許諾契約を読んで「続ける」をクリック。

7.png「同意する」をクリック。

8.pngインストール先を選択して「続ける」をクリック。

9.pngインストールの種類で「インストール」をクリック。

10.pngインストールが完了したら「再起動」を押して、PCを再起動します。

11.png

Audio MIDI設定

Macに「Audio MIDI設定」のアプリが標準で入っていますので、そちらを開きます。① (1).png左下の+を押して、「複数出力装置を作成」をクリック。

13.png14.pngBlackHole2chと出力するスピーカーやヘッドホンにチェックを入れます。

スピーカーの音量を調整しておきます。

15.png※ここでスピーカーの音量を調整しておかないと、キーボードから音量調整ができなくなります。

サウンド設定

上のメニューバーのリンゴマークから「システム設定」をクリック。

スクリーンショット 2025-09-29 22.02.04.png左側のサイドバーから「サウンド」→「出力と入力」で作成した「複数出力装置」を選択。

16.pngこれで録音の下準備は完了です。

QuickTime Playerで録音

Macに「QuickTime Player」が標準で入っていますので、こちらで録音していきます。

アプリを開き、上のメニューバーからファイル→「新規オーディオ収録」を選択。

①.pngスクリーンショット 2025-09-29 16.59.57.png赤丸🔴を押すと録音が開始されます。

スクリーンショット 2025-09-29 17.00.19.png終了する際は四角■をクリック。

スクリーンショット 2025-09-29 17.06.25.png終了したらこのようなウィンドウが表示されますので、左の🔴(✕)をクリック。

スクリーンショット 2025-09-29 17.03.32.pngわかりやすい書き出し名にして「保存」をクリック。

スクリーンショット 2025-09-29 17.05.48.pngこれで録音が完了です。

NotebookLMにアップロード

👉️NootebookLM

右上の新規作成、または最近のノートブックから「ノートブックを新規作成」をクリック。

17.png「ソースをアップロード」をクリック。

18.png保存した録音データを選択して「開く」をクリック。

21.pngアップロードされると、左側にソースとして追加されます。

22.pngクリックすると、ここでも文字起こしされてますが、「。」がたくさんついてたりで読みづらく、コピーしづらいです。

スクリーンショット 2025-09-30 9.55.58.pngなので、真ん中のチャットで「文字起こししてください」と指示します。

23.pngすると、こんな感じに「、」や「。」が良い感じに配置しつつ文字起こししてくれます。

スクリーンショット 2025-09-30 9.57.25.pngただ文字起こしするだけでは要点などつかみにくいと思います。

「ソースを要約してください」などの指示をするのがおすすめです。

文中の数字は追加したソース番号が表示されているので、その番号のソースを見ることで詳細を確認できます。

複数ソースがあるときに、元のソースがどれかすぐにわかるので便利なものです。

また、誤った回答をすることがあるので、議事録などを提出する際は確認、修正して提出しましょう。

導入してみた感想

書いてみて正直、ここまでの設定は少し大変だなと感じました。

同じことをWindowsでやろうとすると、もっと簡単にできています。

NotebookLMについては、体感で8〜9割ほど満足のいく文字起こしをしてくれます。

名前を間違っていることは多いですが、それでも音声だけで人物を聞き分けて把握しているのはすごいと感じました。

注意点としては、長時間の音声ファイルだとデータが大きすぎて取り込めないことがあります。

僕がやってみた感じ、2時間程度なら問題なく取り込めました。

もしファイルが大きすぎる場合は、音声ファイルを分割してアップロードすると良いですよ。

まとめ

無料ツールの Black Hole とMac標準アプリを組み合わせることで、自分の声(マイク)とパソコン内部音声を同時に録音できます。

さらに保存した音声を NotebookLM にアップロードすれば、自動で文字起こしや要約も可能です。

オンライン会議や勉強会、雑談会の記録を残したいときにとても役立ちます。

ぜひ活用して、効率化や資産アップに役立ててください。

ブックマークに追加した記事は、ブックマーク一覧ページで確認することができます。
あとから読み返したい時に便利です。

hilo(ひろ)@スプシ・アパレルせどり

投稿者情報

hilo(ひろ)@スプシ・アパレルせどり

トラ会員

この記事に、いいねを送ろう! 参考になった記事に、
気軽にいいねを送れるようになりました!
この記事のレビュー(0

まだレビューはありません