- 投稿日:2025/10/01

数あるノウハウ図書館の記事の中からご覧いただきありがとうございます😊
はじめまして「柴犬好きのもっさん」です。
お金の勉強フェス2025では最終日のみですが、カーライフ見直し相談ブースで公式ボランティアとして参加させていただきました。
期待された回答ができたかはわかりませんが来てくださった方の力になれたのなら嬉しく思います😊
早速ですが、車屋という視点から便利なのに意外と使われていないブレーキホールドという機能を紹介したいと思います。
ブレーキホールドとは?
信号待ちや渋滞で停車しているとき、ブレーキペダルをずっと踏み続けて「足が疲れるな」と思ったことはありませんか?
そんな悩みを解消してくれるのが、近年多くの車に搭載されている 「ブレーキホールド機能」 です。
ブレーキホールドはドライバーがブレーキペダルから足を離しても、車が勝手に動き出さないように保持してくれる仕組みです。
再発進するときは、アクセルを踏むだけで自動的に解除されます。
この記事では、ブレーキホールドの仕組みやメリット、そしてトヨタ・レクサス・ホンダ・日産・マツダ・スバル・三菱・ダイハツ・スズキといった主要メーカーごとの呼び名を、初めての方にもわかりやすく解説していきます。
ブレーキホールドとオートパーキングブレーキの違い
よく混同されるのが「オートパーキングブレーキ」です。
ブレーキホールド → 短時間の停車(信号待ちや渋滞)に対応
オートパーキングブレーキ → 駐車時に自動でサイドブレーキがかかる機能
つまり、ブレーキホールドは「ちょっと停まるとき」、オートパーキングブレーキは「しっかり駐車するとき」に使うものと覚えるとわかりやすいです。
各メーカーごとの呼び名と特徴
メーカーごとに搭載している名称や仕様に多少の違いがあります。
代表的なものを整理してみましょう。
トヨタ
呼び名:「ブレーキホールド」
代表車種:プリウス、カローラシリーズなど
特徴:シンプルに「ブレーキホールド」と呼ばれており、停車中はメーターパネルに橙色の「HOLD」の表示が点灯します。
スイッチを押すと機能が有効になり、近年では次回エンジン始動時も自動でオンに設定できる車種もあります。
レクサス
呼び名:「ブレーキホールド」
代表車種:LS、ES、IS、RX、NX、UX、LBXなど
特徴:基本的にはトヨタと同じ仕組みです。
ディスプレイやメーターでの表示も直感的で、違和感なく使えるようになっています。
ホンダ
呼び名:「オートブレーキホールド」
代表車種:ヴェゼル、ステップワゴン、N-BOXなど
特徴:ホンダ車は軽自動車からミニバンまで幅広いラインアップで採用されており、使い勝手が良いと評判です。
日産
呼び名:「オートブレーキホールド」
代表車種:セレナ、エクストレイルなど
特徴:電動パーキングブレーキとセットで搭載されることが多く、渋滞時の快適性が向上します。
マツダ
呼び名:「オートホールド」
代表車種:CX-5、MAZDA3など
特徴:マツダ車は人馬一体の走りを重視していますが、こうした快適装備も充実させており、停車中はインパネ表示で分かりやすく状態を確認できます。
スバル
呼び名:「オートビークルホールド」(AVH:Auto Vehicle Hold)
代表車種:レヴォーグやフォレスター、アウトバックなど
三菱
呼び名:「ブレーキオートホールド」
代表車種:アウトランダーやエクリプスクロス、デリカなど
ダイハツ
呼び名:「オートブレーキホールド」
代表車種:タント、ロッキーなど
特徴:軽自動車にも積極的に採用。
軽ユーザーは街乗り中心で停車回数も多いため、足の疲労軽減に大きく貢献しています。
スズキ
呼び名:「ブレーキホールド」または「オートブレーキホールド」
代表車種:ハスラー、ソリオなど
ブレーキホールドの使い方
実際の使い方はとてもシンプルです。
①エンジンをかけたら、センターコンソール付近にある「HOLD」スイッチを押す(→トヨタやレクサスであればスピードメーター内に緑色のHOLDが点灯)
↑自分の車は中古車で買った時にはすでにマークが一部剥げてました。笑
前のオーナーさんは大変重宝してたようですね。
②停止するときにブレーキをしっかり踏み込む
③メーターに「HOLD」や専用ランプが点灯すれば作動完了(トヨタ車であれば橙色のHOLDが点灯)④ブレーキから足を離しても停車状態を保持
⑤発進時はアクセルを踏めば自動で解除
これまでに販売された車種はエンジンを切るとリセットされますので、その場合は毎回スイッチを押す必要があります。
最近のモデルには「メモリー機能」が付いているものもあり、次回始動時も自動でオンにできます。
ブレーキホールドのメリット
✅ 信号待ちや渋滞で足が楽:長時間の停車が続いても疲れにくい
✅ 坂道発進が安心:ブレーキを離しても車が後退しない
✅ 操作がシンプル:アクセルを踏むだけで解除されるので自然な運転感覚
一度使うと、「もうこの機能なしでは運転したくない」と感じる人も多いほど快適さが増します。
もう何年前になりますが、自分の先輩も
「もうブレーキホールドの付いていない車には乗れない。足疲れるもん。」と言っていたのをよく覚えています。笑
使用時の注意点
便利な機能ですが、使う際の注意点もあります。
安全確認は必ず行う:ホールドしているからといって油断は禁物。
非常ブレーキではない:衝突回避機能ではなく、あくまで停車保持用。
車種ごとの仕様に慣れる:呼び名や操作感に細かな違いがあるため、納車時に説明を受けておくと安心。
こんな人に特におすすめ!
ブレーキホールド機能は、すべてのドライバーにとって便利ですが、とりわけ以下のような方に強くおすすめできます。
🚦 信号待ちや渋滞が多い街乗りユーザー
都心部や通勤路など、信号や渋滞で停車する機会が多い方にとっては大きなメリットがあります。
毎回ブレーキを踏み続ける必要がなくなり、足の疲れが軽減されます。
🛣️ 長時間の運転をする方
仕事や旅行で長距離運転をする方にもおすすめです。
疲労が少しでも減ることで、安全運転にもつながります。
⛰️ 坂道での停車に不安を感じる方
特に初心者や運転に自信がない方は、坂道発進で後退してしまうのが心配になることもあります。
ブレーキホールドがあれば、ブレーキを離しても車が下がらないため安心です。
👵 高齢ドライバーや女性ドライバー
年齢や体力に関係なく誰でも便利ですが、特に足腰に負担を感じやすい方や、細かな操作に不安がある方にとっては大きな助けになります。
まとめ
ブレーキホールドは、メーカーによって「ブレーキホールド」「オートブレーキホールド」「オートホールド」と呼び名が異なりますが、使い方やメリットはほぼ共通しています。
街乗り中心の方 → 信号待ちや渋滞が楽に
長距離運転をする方 → 疲労を軽減して快適に
坂道が多い地域の方 → 発進時の安心感が大きい
「便利そうだけど難しそう」と思う方もいるかもしれませんが、実際の操作はとてもシンプル。
スイッチを押してブレーキを踏むだけで、あとはアクセルを踏めば解除されます。
これから車を購入する方は、ぜひブレーキホールド機能の有無や使い勝手を確認してみてください。
日常の運転がぐっと快適になり、満足度も高まりますよ👍
という自分も使い始めたのはごく最近です。
機能が付いているのはもちろん知ってましたが、なんだか負けた気がして使わないようにしてました…笑
最後に
いいね!やレビューをいただけると嬉しいです😊
これからも頑張って発信していきます!
車に関することで疑問があればDMなどでお気軽に連絡ください👍