• 投稿日:2025/09/30
「やったことがある」は資産になる!経験資産を増やすメリット

「やったことがある」は資産になる!経験資産を増やすメリット

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あさひな@社会福祉士

あさひな@社会福祉士

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要約
資産と聞いて、何を思い浮かべますか? 金融資産、人的資産、知的資産・・・ どれも自分には少ないよ😭という人へ、誰しもが大量に持っている資産があります。 それが、経験資産です。 「一度でもやったことがある」「見たことがある」が資産になる理由について執筆しました。

こんにちは!社会福祉士の、あさひなです。

障害者施設の相談員(育休中)と、0歳のママをしています。

「これ進研ゼミでやった!!」

今日は「『やったことある』という資産」について。
私が小学生の頃、進研ゼミから毎月のようにお試しセットが届いていました。
その度に同封されていたのが、進研ゼミをやっている少年少女を主人公にした簡単漫画。
勉強が苦手な少年が、進研ゼミならできた!進研ゼミで勉強したら自信がついて他のことまで楽しくなった!と言った広告漫画でした。
その漫画に必ずと言っていいほど書かれていたセリフがこれ。

「これ、進研ゼミでやったところだ!!」

進研ゼミの教材で習った問題がテストで出題された時や、学んだ計算方法で考えられる問題が出てきた時に、キラキラした顔の主人公が叫んでいる描写でした。

これ、勉強だけでなく、人生の中でたくさんの場面に活用できるワクワクだと思うのです。
というのも、「一度やったことがある」という経験は、自分の大きな資産になるから。

例えば、今絶賛子育て中の私は、毎日毎日オムツを取り替えています。
今ではすっかり慣れてきましたが、出産当日のおむつ替えは緊張しました。
それでも、夫よりは緊張も抵抗もなく、早々に慣れることができました。
その理由は、勤務先の施設で利用者のオムツ交換介護を経験していたからです。

私の職種は相談員で、介護職ではありません。
そのため、本当に緊急の場合しか介護業務に入らないので、利用者のオムツを変えた回数は片手で数えられるほどだと思います。
それでも、0ではない。
これが、人を元気に、前向きにします。

夫が息子のオムツを始めて交換した時、「ここ持っても大丈夫なのかな」「オムツってどうやって開くの?」「どのくらいの強さで拭いたらいいんだろう」と、質問の嵐でした。
私としては「そんなに細かいこと気にしなくていいからとりあえずやってみな」くらいの気持ちでいたのですが、夫からしたら一つ一つが心配だったようで、手つきもビクビクしています。
その時ハッとしました。夫は、オムツを交換するという行為自体が初めてだからこんなに怖いんだ、と。
そして私が「そんな細かいこと気にすんなって」くらいの気持ちでいられたのは、何度か経験していて、かつ交換現場を見ている回数も多かったから。

ベースとして、「きちんとできるわけではないけど、なんとなくイメージできる」という前提があったからなのだと思います。

対象者が違っても、オムツを変えたことがある私にとっては赤ちゃんのおむつ替えのハードルが低かった。
他にも、沐浴で体を洗うのも、着替えさえるのも、髪をとかすのも、ミルクを飲ませるのも、むせた時のタッピングも、全部なんとなくイメージできます。
経験が豊富なわけではありません。ただ、一度や二度やったことがあるだけ。それでもその『0ではない』という資産が、私を元気にしてくれたのを実感しています。

まるで「これ進研ゼミでやったところだ!!」とワクワクする少年のように、「これみた事ある!」「やった事ある!」と思えることが多ければ多いほど、積極的に挑める物事の数もまた多いのだと思います。

ということで、今日は「『やったことがある』という資産」についてお話しました。
こう考えると、私たちは気付かぬうちに、金融資産、知的資産などに限らず「経験資産」もたくさん持っているのだなぁと思います。
ぜひ、自分の経験資産を、皆さんも探してみてください。

ということで、今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
また、次の記事でお待ちしております💐

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