- 投稿日:2025/10/02
- 更新日:2025/10/07

私たちは日々、色に囲まれて暮らしています。朝起きてカーテンを開ければ空の青さを感じ、食卓には鮮やかな野菜や果物が並び、仕事や趣味では色分けされた資料や表示を見ることも多いでしょう。 でも、実は「色の見え方」は誰にとっても同じではありません。あなたにとっては「真っ赤」に見えるものが、他の人にとっては少し茶色っぽく見えることもあるのです。
その「色の見え方の違い」を指す言葉が、色覚特性です。
この記事では、専門用語をなるべく使わず、色覚特性とは何かを基礎から解説します。正しく知ることで、日常生活や仕事のなかで役立つ視点を持てるようになりますよ😊
1. 色覚特性は「病気」じゃない
まず最初に知ってほしいのは、色覚特性は「目の病気」や「異常」ではない、ということです。 多くの場合、色覚特性は生まれつきの個性のようなものです。※
たとえば、背の高さや足の速さ、得意なスポーツが人それぞれ違うように、「色の見分け方」も人によってわずかに違う。そのくらい自然なものだと考えると、イメージしやすいのではないでしょうか。

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