• 投稿日:2025/10/07
旅は最高の教室~すぐできる「旅育」のすすめ

旅は最高の教室~すぐできる「旅育」のすすめ

まんまる@ストファイ×婚活コーチ

まんまる@ストファイ×婚活コーチ

この記事は約5分で読めます
要約
「旅育」は特別な旅行ではなく、日常の中にある小さな“非日常”を楽しむ学びの時間。公園や神社、動物園、雨の日の散歩でも十分。子どもの「なんで?」を大切に、親子で外に出て感じる体験こそが、心を育てる旅になります。

🏠 ほんの少し外に出るだけで、子どもは学び始める

「旅」と聞くと、遠くの観光地や長期旅行を思い浮かべる人も多いでしょう。
でも、子どもにとっての“旅”は、もっと身近なところにあります。

私がそれを実感したのは、ある週末のこと。
動物園に出かけたとき、息子は亀のゆっくりとした動きに釘付けになり、
クジャクが羽を広げた瞬間には、目をまん丸にして「わぁ、大きい!」と声を上げました。

「どうしてあんなにきれいなの?」「あの亀はどこに行くの?」
そんな素朴な“なんで?”が次々と飛び出してきて、
ただの外出が、学びの宝箱に変わった瞬間でした。

IMG_20250815_111728107_HDR.jpg🌱 旅育とは? 「日常から一歩外に出ること」

旅育(たびいく)は“旅を通して子どもが学ぶ”教育スタイル。
でも、その「旅」は必ずしも遠くへ行くことを意味しません。

むしろ大切なのは、「日常を少しだけ飛び出してみること」
近所の神社、公園、雨の日の外出——それだけでも、子どもにとっては立派な“旅”になります。

子どもは、大人が見慣れた道の石ころひとつにも目を輝かせる存在。
その小さな“非日常”こそが、旅育の舞台なんです。

👶年齢別の旅育アプローチ

子どもの感じ方や学び方は、年齢によって少しずつ変わっていきます。
それぞれの発達段階に合わせた関わり方を意識すると、旅育の効果がぐんと深まります。

※年齢は目安で子供の発育や興味に合わせてください。

少しずつ「自分で考える力」を伸ばしたい時期。.png

🍼 0〜2歳:五感を使った体験を

この時期の子どもは、世界を“感じて”学びます。
見る・聞く・触る・匂う・味わう——五感すべてが学びの入り口です。

公園で風に吹かれたり、動物園や水族館で動く生き物を眺めたり、
そんな日常の中の刺激が、脳や心の発達を促します。

📍おすすめの場所:公園、動物園、水族館
📷ポイント:「いま」しか見せない表情や仕草を写真に残すと、
あとで成長を実感できる大切な思い出になります。

🌼 3〜5歳:興味関心を広げる

「なんで?」「どうして?」があふれる時期。
この時期は、子どもの好奇心にとことん付き合ってあげるのが旅育のコツです。

博物館や農業体験など、実際に“見て・触って・話を聞ける”場所がおすすめ。
体験を通して「自分で感じたこと」が増えると、思考力や表現力が自然に育ちます。

📍おすすめの場所:博物館、農業体験、自然豊かな場所
💬ポイント:帰り道に「今日いちばん楽しかったことは?」と聞くと、
体験を言葉で整理する練習にもなります。

🎒 小学校低学年〜:計画性と主体性を育む

少しずつ「自分で考える力」を伸ばしたい時期。
行き先を一緒に決めたり、荷物の準備を任せてみるだけでも、
子どもは責任感と自信を感じます。

旅先で地図を見たり、写真を撮ったりすることもいい体験。
地域の歴史や文化に触れることで、学びのつながりを実感できます。

📍おすすめの場所:歴史的な神社仏閣、工場見学、文化体験施設
🪶ポイント:学校で習った内容と旅先をつなげて話すと、
「学びが生きている」と感じられます。

🧭 わが家の“ちょっとした旅育”エピソード

そんな「日常の中の小さな旅」を重ねるうちに、子どもがどんどん変わっていくのを感じました。
ここからは、わが家で体験した“ちょっとした旅育”のエピソードを紹介します。

🐢 動物園で出会った「生きた教科書」

IMG_20250308_142519021_HDR.jpg動物園は、わが家の定番スポット。
息子はゆっくり歩く大きな亀をじっと見つめて、
「どうしてそんなにゆっくりなの?」と不思議そうに聞いてきました。

クジャクが羽を広げると「きれいだね!」と歓声。
図鑑で見ていた世界が“本物”に変わる瞬間を、目の前で感じました。
帰ってから図鑑を開き、「これだ!」と同じページを見つけた姿に、
“体験が学びになる”ことを改めて実感しました。

IMG_20250808_141401879.jpg

⛩️ 神社の石段も、子どもにとっては冒険の道

IMG_20250102_152109615_HDR.jpg神社仏閣は子供たちにも学びの場です!
長い石段を登りながら、息子は足元の砂利を踏む音に夢中になっていました。
「ジャリジャリって鳴るね!」と笑いながら登る姿に、
小さな探検家のような好奇心を感じました。

境内では風鈴の音や木の香りに「いいにおい」と反応。
静かな場所の中にある音や香りを感じ取る――
それも立派な“感性の学び”です。

IMG_20241214_132857068.jpg

🌳 公園や海辺でも“発見”はあふれている

IMG_20250823_174328359_HDR.jpg近所の公園だって、十分な旅育の舞台です。
砂場では「山を作る!」と夢中になり、
滑り台では「もう一回!」と笑いながら何度も滑る。

家にはない遊具、風の音、広い空。
そんな中で感じる“ちょっと違う世界”が、子どもの成長を支えています。

そして、無料の場所でも十分に楽しめるのが旅育の魅力です。
海辺で波の音を聞いたり、石を拾って形の違いを比べたり。
展望台から電車や車の動きを眺めるのも、子どもにとっては大冒険。

「見る」「聞く」「感じる」――そのひとつひとつが、
心に残る“学びの瞬間”になります。

2025-05-05_10-07-06_459 (2).jpg

☔ 雨の日だって、旅になる

タイトルなし.png「今日は外に出るのやめようか」と思う日こそ、
思い切って傘を差して歩いてみましょう。

水たまりに映る空をのぞいたり、
傘に当たる雨の音に耳をすませたり。
それだけで、いつもとは違う発見がいっぱいです。

遠くに行かなくても、学びはすぐそばにある。
そう感じる瞬間が、旅育の本質かもしれません。

🌈 親ができる3つの小さな工夫

1️⃣ 子どもの「なんで?」を止めない
 すぐに答えを教えず、「一緒に調べてみよう」と声をかけてみる。
 そのやり取りこそが“考える力”を育てます。

2️⃣ 目的地を決めすぎない
 寄り道や脱線OK。予定外の発見こそ旅育の醍醐味です。

3️⃣ 帰ったあとに話をする
 「今日いちばん楽しかったのは?」
 そんな会話が、体験を“記憶の学び”に変えていきます。

🌸 まとめ:「旅」は、家のすぐ外にある

旅育は“非日常を探す”ことではありません。
日常の中にある、小さな発見を見つけること。

週末、少し外に出てみましょう。
傘を持って歩くだけでも、それは立派な“旅育”です🌦️

子供にとっての「非日常」を一緒に体験しに行きましょう。

2025-02-10_10-49-17_769 (1).jpg

ブックマークに追加した記事は、ブックマーク一覧ページで確認することができます。
あとから読み返したい時に便利です。

まんまる@ストファイ×婚活コーチ

投稿者情報

まんまる@ストファイ×婚活コーチ

イルカ会員

この記事に、いいねを送ろう! 参考になった記事に、
気軽にいいねを送れるようになりました!
この記事のレビュー(1
  • 会員ID:dVRJocdL
    会員ID:dVRJocdL
    2025/10/07

    旅育参加できなかったので、記事にしていただけて嬉しいです☺️ 先日0歳児連れて温泉旅行に行き私自身はとても楽しかったのですが、 「子どもはまだ温泉に入れないし、長旅だし負担かけちゃったかな...」 と旅行後にひとり反省しました😅 まんまるさんの記事を読んで、温泉に入れなくても匂いを感じること、 色んな景色を見ることなど五感で刺激を感じられるんだ!とプラスの効果があると分かり、嬉しくなりました✨ 子どもの体調優先ですが、今後も定期的に旅育を取り入れていきます! ありがとうございました🙏

    まんまる@ストファイ×婚活コーチ

    投稿者

    2025/10/07

    レビューありがとうございます! 0歳児を連れて旅行は大変ですよね😅 でも何か普段とは違う刺激を受けて子供にはプラスになっていると思います! 是非無理のない範囲で色々な体験をさせてあげてください☺️

    まんまる@ストファイ×婚活コーチ

    投稿者