- 投稿日:2025/10/09

僕はコロナ前の2019年、海外移住を検討していました。
そして10カ国13都市にそれぞれ、1か月のノマド移住体験をしたのです。
それらの都市を物価・治安・ご飯など9項目で採点し、良かった所をランキング形式で発表します!
移住に良かった海外都市ランキング
まず最初にランキングを発表してしまうと、以下の通りです!
1位. 台湾:高雄(43点)
2位. 台湾:台北(41点)
3位. マレーシア:クアラルンプール(39点)
4位. タイ:チェンマイ(38点)
5位. インドネシア:バリ島(37点)
5位. ベトナム:ホーチミン(37点)
7位. タイ:バンコク(36点)
8位. シンガポール(35点)
8位. ベトナム:ホイアン(35点)
10位. 中国:香港(34点)
11位. ミャンマー:ヤンゴン(33点)
12位. フィリピン:マニラ(30点)
13位. イギリス:ロンドン(28点)
評価基準について
点数は以下9項目をそれぞれ、5点満点で評価した合計点となります(満点45点)。
物価の安さ - 食費、宿泊費、交通費などの日常生活コスト
滞在先の豊富さ - Airbnbやホテル、サービスアパートメントの選択肢
ご飯のおいしさ - 現地料理の質や日本食の入手しやすさ
治安の良さ - 夜間の一人歩き、スリや詐欺のリスク
移動のしやすさ - 公共交通機関の充実度、配車アプリの使いやすさ
ネットの速さ - Wi-Fi環境、カフェやコワーキングスペースの充実度
環境の良さ - 気候、空気の質、街の雰囲気
日本からの近さ - フライト時間、直行便の有無、時差
ビザの取りやすさ - ビザなし滞在可能日数、ビザ取得の難易度
ではここから上位3か国の都市について、くわしく解説していきます!
1位. 台湾:高雄(43点)
物価の安さ ☆☆☆☆ (4点)
滞在先の豊富さ ☆☆☆☆☆ (5点)
ご飯のおいしさ ☆☆☆☆☆ (5点)
治安の良さ ☆☆☆☆☆ (5点)
移動のしやすさ ☆☆☆☆☆ (5点)
ネットの速さ ☆☆☆☆☆ (5点)
環境の良さ ☆☆☆☆ (4点)
日本からの近さ ☆☆☆☆☆ (5点)
ビザの取りやすさ ☆☆☆☆☆ (5点)
合計43/45点
ほぼ満点という、とてつもない点数をたたき出したのが高雄です!
台北ほど物価が高くないが、台湾第二の都市で便利なのが高い評価につながりました。
良い点:ご飯がおいしくて安い
高雄では外食の選択肢がたくさんあり、おいしく安かったです!
現地の人が通うローカルレストランを使えば、200~400円ぐらいで食べられました。
台湾は中華料理が多くて味付けもマイルドなので、日本人の口にも合いやすいです。
また夜になれば夜市が開かれ、色々な屋台料理を楽しめます。
観光地価格ですが、それでも1,000円以下でおなかいっぱいになりますよ。
日本食レストランも豊富にあり、なかなか味もおいしいです。
丸亀製麺・CoCo壱番屋・モスバーガーなど、日本の外食チェーン店もたくさんあります。
吉野家では牛丼セットが約430円と、値段は日本とあまり変わりません。
良い点:移動手段が豊富
高雄には以下のように、たくさんの交通手段があります!
・MRT(地下鉄)
・路線バス
・メータータクシー
・レンタサイクル
・Uber(タクシー配車アプリ)
したがって、簡単に市内を移動することができますよ。
しかもどれも料金が安いので、金銭的な負担も少ないです。
個人的には、レンタサイクルを使うことが多かったです。
面倒な登録なしに、クレカでパパっと借りられます。
最初の30分は無料で乗れ、街のいたるところで乗り捨てが可能なので重宝しました。
僕は30分以内で自転車を乗り捨てていき、無料でずっと移動していましたよ。笑
悪い点:雨季の大雨と空気の悪さ
高雄は「熱帯モンスーン気候」に属しています。
最も寒い1月でも平均気温は20℃を少し下回る程度で、過ごしやすいです。
ただし雨季になると、大量の雨が降ります。
参考:高雄の天気と降水量
また高雄は都会でバイクも多く走っているので、空気は汚いと言われています。
さらに中国に近いためか、PM2.5もよく飛んでくるみたいですね。
しかし自分自身は滞在していて、空気が汚いと感じることは特にありませんでした。
2位. マレーシア:クアラルンプール(39点)
物価の安さ ☆☆☆ (3点)
滞在先の豊富さ ☆☆☆☆ (4点)
ご飯のおいしさ ☆☆☆☆☆ (5点)
治安の良さ ☆☆☆☆☆ (5点)
移動のしやすさ ☆☆☆☆☆ (5点)
ネットの速さ ☆☆☆☆☆ (5点)
環境の良さ ☆☆☆☆ (4点)
日本からの近さ ☆☆☆☆ (4点)
ビザの取りやすさ ☆☆☆☆ (4点)
合計39/45点
移住先として人気の高い、マレーシアのクアラルンプールが2位になりました!
日本人が住みたい国15年連続ナンバーワンということで、どの項目も安定して高かったです。
良い点:ご飯がおいしくて安い
クアラルンプールは外食の選択肢がたくさんあり、どれもおいしく安いです!
現地の人が通うローカルレストランを使えば、250~400円でおなかいっぱい食べられます。
マレーシアは多民族国家で、マレー・中華・インドと色々な種類の料理が食べられて便利です。
ちなみにクアラルンプールには、屋台料理もたくさんあります。
こちらも安くて、おいしい食べ物が多かったです。
日本食レストランも豊富にあり、なかなか味もおいしいです。
吉野家・一風堂・ココ壱番屋など、日本の外食チェーン店もたくさんあって困りません。
やよい亭ではサバ定食が800円ほどと、日本と同じぐらいでした。
良い点:移動がしやすい
クアラルンプールには以下のように、たくさんの交通手段があります!
・LRT(高架鉄道)
・MRT(地下鉄)
・モノレール
・路線バス
・メータータクシー
・レンタサイクル
・Grab(タクシー配車アプリ)
したがって、簡単に市内を移動することができますよ。
しかもどれも料金が安いので、金銭的な負担も少ないです。
僕はLRTやMRTなどの、電車を使うことが多かったです。
1回100円以下で移動できるので経済的ですし、駅や車内はとてもキレイでした。
悪い点:物価は安くない
クアラルンプールの物価や生活費は、日本と比べて安くはありません。
ローカルの食事や交通費は比較的安いですが、それ以外は日本と同程度と感じました。
また物によっては、日本よりも高かったりします。
個人的には、イスラム教の影響でお酒が高いのがツラかったです!
安いものでも、ビールが1缶300円以上しました。
3位. タイ:チェンマイ(38点)
物価の安さ☆☆☆☆ (4点)
滞在先の豊富さ☆☆☆☆☆ (5点)
ご飯のおいしさ☆☆☆☆☆ (5点)
治安の良さ☆☆☆☆☆ (5点)
移動のしやすさ☆☆☆ (3点)
ネットの速さ☆☆☆☆☆ (5点)
環境の良さ☆☆☆☆☆ (5点)
日本からの近さ☆☆☆ (3点)
ビザの取りやすさ☆☆☆ (3点)
合計38/45点
タイ第二の都市であり、「北方のバラ」と呼ばれる美しい街チェンマイが3位です!
東南アジアの中でも気候が安定していて涼しく、個人的に好きなところでした。
良い点:滞在先が豊富で安い
滞在先の選択肢はたくさんあり、宿泊費も安かったです!
デジタルノマドの聖地として世界的に有名で、カフェやコワーキング付きの宿泊施設が多い印象でした。
僕はカフェ併設のゲストハウス(Alexa Hostel)に泊まっていたのですが、1泊1,300円ぐらいでした。
カフェの朝食が無料で付いてきたので、かなりコスパは良かったです。
またコーワーキングスペースが併設されたゲストハウス「In the City」にも泊まりましたが、1泊1,100円ぐらいでした。
こちらは朝食はもちろん、コーヒーやフルーツも常に無料です。笑
服の洗濯もヘルパーさんにお願いできたので、かなり助かりました!
さらに5つ星ホテル(Andacura Bamboori Boutique Resort)にも泊まりましたが、安かったです。
この部屋は1泊で8,000円ぐらいで、2人で泊まればその半額!
良い点:WIFIが豊富で通信速度が速い
チェンマイでは無料WiFiが色々なところで使え、その速度もけっこう早いです!
ホテル・カフェ・コンビニなど、いたるところで無料WiFiを提供しています。
しかも、インターネットの通信速度がけっこう早い!
ホテルやカフェのWiFiを使っていて、ストレスがたまることはありませんでした。
ちなみに自分は9G使える旅行者用SIM(1か月)を使っていましたが、その通信速度にも不満はなかったです。
空港で3,000円弱で購入でき、セッティングもすべてやってくれたので楽でした。
悪い点:移動がしづらい
チェンマイには、以下のような交通手段があります。
・ソンテオ(相乗りトラック)
・路線バス
・メータータクシー
・トゥクトゥク(オート三輪)
・レンタサイクル
・レンタルバイク
・Grab(タクシー配車アプリ)
電車や地下鉄がないので、気軽に移動ができません。
Grabも車タクシーのみで、バイクタクシーがないので割高です。
僕はGrabで値段を調べた後、その値段でトゥクトゥクと交渉することが多かったです。
するとだいだいGrabタクシーと同等か、それ以下の値段で乗れました。
10kmぐらい走って450円ほどと、日本のタクシーよりは安い金額でしたよ。
最後に
これらの情報は、2019年時点のものです。
コロナを経て、大きく変わっていることもあるでしょう。
特に値段に関しては、円安もあって大きく値上がりしているはずです。
あくまで、参考程度にとらえてください!