- 投稿日:2025/10/10

インターネットでアクセスすると
こういう確認の画面メッセージって出ないですか?
みなさん、これを「承認」して進めている方が多いと思いますが、
ここに記されている内容を理解して承認されていたりしますでしょうか?
この確認画面の意味は、
自分自身についている「Cookie(クッキー)」と呼ばれる情報を開示してもいいかという確認の画面になります。
「クッキー」って聞くと、
「チョコチップのあのクッキー?」
「おいしいやつでしょ?」
と思う人も多いかもしれません。
でも、インターネットの「Cookie」は、当たり前なのですが、
食べ物ではありません。
それでも、名前の通り、ちょっと“甘い仕組み”があるんです。
今日はそのクッキーとは何か?の仕組みについて書いていこうと思います。
🍪1. クッキーは「お店のポイントカード」みたいなもの
たとえば、あなたが近くのコンビニに行ったとします。
店員さんが「ポイントカードはお持ちですか?」と聞いてきますよね。
ポイントカードを出せば、店員さんはあなたの名前やポイント履歴をすぐに確認できます。
つまり、お店側は「この人は前にも来たお客さんだ!」とわかるわけです。
これと同じことが、インターネットでも起きています。
💻2. クッキーは「あなたの情報を一時的にメモする仕組み」
インターネットの世界では、サイトにアクセスすると、
そのサイトはあなたのパソコンやスマホに「小さなメモ」を残します。
そのメモが「Cookie(クッキー)」です。
このメモの中には、たとえばこんな情報が入っています。
・サイトにログインしたかどうか
・カートに入れた商品
・サイトの設定(言語・テーマなど)
このメモがあるおかげで、
次に同じサイトを開いたときに、
「前回の状態」をちゃんと覚えてくれます🗒️
🏪3. 具体的にいうと、こんな感じ!
▶️ 例①:ショッピングサイトの場合
前にTシャツをカートに入れたままサイトを閉じても、
次に開いたら「そのままカートの中にTシャツが残ってる!」
——これがクッキーの仕業です。
もしクッキーがなかったら、毎回ゼロからやり直し。
カートの中身も、ログイン情報も、全部リセットされてしまいます。
▶️ 例②:SNSの場合
ログインしたあと、毎回IDとパスワードを入れなくても自動的に入れる。
これもクッキーがあなたの「ログイン状態」を覚えてくれているからです。
👀4. じゃあ「クッキーが危険」って言われるのはなぜ?
ここまで聞くと、「クッキーって便利じゃん!」と思いますよね。
でも、クッキーにはちょっとした注意点もあります。
なぜなら、クッキーの情報を使って、
「あなたがどんなサイトを見たか」や「何に興味があるか」
といったデータを追いかけることもできるからです。
たとえば、あなたがネットで「スニーカー」を検索したとします。
その後、別のサイトを見ているときに、スニーカーの広告が表示された経験はありませんか?
これは、クッキーを使って「あなたがスニーカーに興味を持っている」とわかるからなんです。
サイトを扱っている企業からはあなたの興味がある情報は、丸見えの状態になっています。
🛡️5. クッキーを守る・消すにはどうしたらいい?
クッキーは便利ですが、情報をたくさんためすぎると心配にもなります。
そんなときは、自分で「クッキーを削除」したり、「ブロック設定」をすることができます。
✅ たとえば:
・ブラウザの設定で「閲覧履歴の削除」や「Cookieの削除」を選ぶ
・シークレットモード(プライベートブラウズ)を使う
→ このモードでは、Cookieが保存されません。
※このシークレットモードは、Macbookだと、Command + Shift + N のショートカットで開くことができます✨
「一度だけ利用したいけど、記録は残したくない」ときに便利です✨
💬7. まとめ:クッキーは「便利だけど使い方次第」
最後に、クッキーを一言でまとめると…
「あなたを覚えてくれる、インターネットの小さなメモ帳」
です。
・ショッピングサイトでは便利
・SNSではログインを楽にしてくれる
・でも、広告などに使われすぎるとちょっと心配
そんな、便利と注意が紙一重の存在になっているのが現在の状態です。
これからインターネットを使う上で、
「どんな情報が残っているのか」や「自分で削除できる」ことを知っておくと、ネットをより安心して使えるようになります。
次に「Cookieの許可をしますか?」と出てきたら、
今日のこの記事を思い出してください😆
最後まで見ていただいてありがとうございました🙏