- 投稿日:2025/10/12
この記事は約5分で読めます
要約
点で言い切る見積もりはズレを生みます。不確実性を前提に“幅”で示し、前提と更新のルールまで合わせる。現場で使える合意形成の要点をまとめます。
「一点」で出すと、ズレが生まれる
仕事を進めるうえで避けて通れないのが、見積もりです。
時間、コスト、成果物の量、完成度――さまざまな対象に対して「どのくらいでできる?」という問いが投げられます。
でもこのとき、つい「◯日です」「3時間あれば」といった“一点”で答えてしまっていないでしょうか?
一点での見積もりは、端的でわかりやすい反面、ズレが生じやすいのも事実です。
そしてこのズレが、あとでトラブルや不満につながることも少なくありません。
僕が実際にやってきたなかで、安定して成果を出せたときに共通していたのが、「幅」で見積もるという工夫でした。
“幅”で見積もると、信頼が築ける
「2〜3日」「3〜5万円」「1〜2週間」
こういった“幅のある見積もり”は、相手との認識をすり合わせるうえで非常に効果的です。
例えば、「3日でやります」と言っていたのに、結果的に4日かかったとしたら「遅れた」と思われてしまいます。
でも、「2〜4日ぐらい見てください」と伝えていたなら、3.5日で終わったとしても想定内に収まります。
続きは、リベシティにログインしてからお読みください