- 投稿日:2025/10/14

ピンクリボンは、乳がんの啓発を象徴するリボン🎀
アメリカで始まり、日本でも1990年代から全国に広まりました。
「乳がんで悲しむ人をなくしたい」
「もっと早く知っていれば救える命がある」
そんな想いが込められています。
街中でピンクのライトアップを見かけたり、病院や企業で検診を呼びかけるこの時期。
「忙しくて行けない」「怖い」「痛いと聞いた」…
そんな理由で検診を受けずにいる人が、まだたくさんいます。
私もそんな中のひとりでした。
🩺乳腺外科の看護師として見てきた現実…
乳腺外科で働いていた時、多くの乳がん患者さんと向き合ってきました。
「もっと早く検診を受けていれば…」
「症状が出る前に気づけていたら…」
そう話す方の声を何度も聞いてきました。特に働きざかり、子育て世代の若い方…。
乳がんは、女性がかかるがんの中で発症率が高い病気ですが、
早期に発見できれば90%以上が治癒可能と言われています。
だからこそ、”何もない今”に受けることがなにより大切なんです💫
♡私も検診で「要精密検査」になった…
実は私自身も、ある年の検診で「要精密検査」と結果が返って来ました。
頭が真っ白になり、
「まさか自分が…」と信じれない気持ち。
子どもも小さく、まだ病気と決まったわけでもないのに、最悪のことばかり考えてしまっていました。
看護師として、乳がんの知識はあっても、
”自分のこと”となると不安でいっぱいでした。
いろいろな人を見てきているからこそ、不安だったのかもしれません。
その後、エコーやマンモグラフィー、細胞診などいくつかの検査を受けて、
結果は乳腺症、良性の線維腺腫。
ホッとした瞬間、涙が溢れました。
もし、検診を受けていなければ、このしこりの存在にも気づけなかったと思います。
そして何より、検査を受けたことで”安心をかえた”と心から感じました。
🌸”知ること”は怖いことではない
多くの人が「もし見つかったら怖い」といいます。
その気持は良くわかります。
でも、本当に怖いのは”知らないまま放っておくこと”。
検診を受けるというのは、
未来の自分のために”安心”を先取りする行動なんだと私は思います。
検診=怖い時間ではなく
自分を大切にするための素敵な習慣💫
🕊️ピンクリボン月間に思うこと
ピンクリボン🎀は「検診を受けよう」という呼びかけだけでなく、
”自分の体を大切にして欲しい”という愛のシンボルでもあります。
家族のため、仕事のため、誰かのために頑張る女性たちへ。
少しだけ、自分の体と向き合う時間を持って欲しい。
忙しい毎日の中で
「自分をいたわる10分」を持つこと。
それが”健康を守る第一歩”です。
👩⚕️看護師として、一人の女性として伝えたい
私は、乳がんを早期に見つけて元気に過ごす人も、見つかるのが遅れて闘病を続ける人、両方見てきました。
その中で、感じたのは
”自分の体を知ることは、勇気であり、愛情である”ということ。
だからこそ、
今年のピンクリボン月間には伝えたい。
検診は怖いものではなく、安心をくれるもの💫
そして、自分と大切な人を守る大切な勇気。
💬小さな勇気が、誰かの未来を守る
私の「要検査」も、当時はとても怖かった。
でも、あの時一歩踏み出した自分に、今は拍手をしたい。
怖いとい思ってもいい。
不安でもいい。
それでも、「自分の体を知る」勇気を持つことが、未来を変えます。
検診は、怖い時間ではなく、安心を買う時間💫
この10月、ピンクリボンをきっかけに
あなたも自分を大切にする時間を作ってみませんか?