- 投稿日:2025/10/14
私が今までやってきた副業の中ですぐにファーストキャッシュを稼げる副業を、私が稼ぐまでの流れに沿って紹介して行きます。
時は2016年
私はワーホリでカナダにいました。
普通の人はレストランで働いてお金を稼ぐのですが、普通に稼いでも楽しくないなと思い、試行錯誤した挙句、路上でバルーンアートを作って売ろうと考えました。
その時の私の実力は犬とか熊が作れるレベル(誰でも30分も練習すればできる)
子供が多い通りに出て、お客さんにバルーンアートの本を見せて欲しいのを作ってあげると言い、本を見ながら作ってました。
その時で1時間10ドルくらい稼いでました。
許可証の取得
長らく無許可でやるのも違法移民感がして嫌だったので、市役所で許可証を発行しました。
オーディション受けてと登録料120ドルくらい必要だったと思います。
この辺のルールは国や地域によって違うので許可証欲しい方は地域に確認してください。
冬がやってくる
カナダの冬は寒い🥶
手が悴んで風船なんかつくれないだろうなー、ってか外に人がいない。
どうしようかなと考えて中でできる何かを考えました。
そういえば地下鉄で音楽演奏してる人いるなぁ💡地下鉄なら暖かいしなんとかなりそう。
よし、冬の間は音楽演奏でやり過ごそうと考えました。
楽器はオカリナにしました。
単純に持ち運びが楽そうという理由です。
これが正解でした。オカリナって単音だから簡単に演奏できます。リコーダーをイメージしてもらえばいいと思います。
その割に地下鉄で音がよく響いて相性も良し。
3ヶ月くらい練習して3曲マスターして、路上演奏に挑みました。
いざ初路上ライブ
最初のスタイルはマスターした3曲をひたすらリピートして、プラスしてある程度練習した曲を楽譜を見ながら練習がてら演奏しました。
初回は1時間やって7ドルくらい稼いだと思います。
まぁなんとか食っていくくらいはできそう。
メキメキ上達していく
それからほぼ毎日通勤の時間帯帰宅の時間帯、朝夕に2時間ずつ演奏しました。
マスターした曲プラスある程度吹ける曲を楽譜を見ながらやるスタイルで練習もかねてやっていました。
半年ほどで持ち曲も10曲くらいに増えました。
この頃には1時間で20ドルくらいは稼げていました。
北半球を一周する
日本に帰る前に北半球を路上ライブをしてお金を稼ぎながら周っていました。
その国によってルールや稼げる額など様々でしたが、長くなるので端折ります。
日本に帰ってきて始める
せっかくなので日本でもやってみようと東京で始めてみました。
日本での反応も良く、1時間2000円くらいは稼げます。
今では持ち曲も40曲くらいに増えました。
また色んな方に声かけていただき、交流も広がりました。
路上から雑談が弾み、仲良くなって飲みに行ったり、そのまま宗教やマルチの勧誘されるとかもザラにあります。
ここからは路上のコツや必要なものを解説していきます。
1番必要なのは勇気
最初はビビってなかなかできないと思います。でもとりあえず始めちゃいましょう。一回始めちゃえばなんとかなるもんです。
またトラブルとかもほとんどないです。
むしろほとんどの人は好意的に捉えてくれて応援してくれます。
ぐだぐだ悩んでる時間があればすぐ始めましょう。
路上で稼ぐコツ
路上で重要な順番は1場所、2工夫、3実力です。
場所選び
これが1番大事です。
人がいない場所でやっても意味ないのは当然ですが、多すぎる場所でもお金は稼げません。
お金を入れるのってきっかけと動線が必要なんです。
人が多過ぎて歩く流れが出来ていると、立ち止まってお金を入れる行為がやりにくいんです。
歩く人たちのパーソナルスペースが確保できてるくらいの隙間は必要です。
またお金を入れるきっかけを作れるとなお良いです。これは工夫にもつながります。
工夫
これは人それぞれかもしれませんが、私はリクエストできる曲目リストを見えるように配置して、興味を持ってみてくれる人がいたら何かリクエストやりますか?って聞くようにしてます。
あとオカリナって楽器自体がもう他の方と差別化されています。他の方でオカリナやってる人みたことないです。
実力
これはそこまで必要ないです。
ちゃんと間違えずに曲が弾けるとかで充分です。
路上のルール
私が思う許可を取らない場合の路上ライブ、路上パフォーマンスのルールやマナーを解説していきます。
歩く人たちの妨げにならない
路上ライブがよく違法だと言われていますが、原因は歩く人の阻害になってはいけない的な法律があるためです。
ですので人が歩けるスペースをきちんと確保して、立ち止まって聴いてくれる人が歩道の妨げになってる時は、声かけして端によってもらいましょう。
うるさくしない
あくまでこちらは弾かせて頂いている立場なので、騒音にならないようにしましょう。
私はマイクは使用せずに生音でやるようにしています。
警察に注意されたら駅移動するかその日はやめる。
通報が入って警察に注意されることはままあります。
その際は駅移動するかその日はやめましょう。
警察の方が注意してもまたちょっと移動して始めたり、すぐに再開する人がいるとぼやいていました。
あくまでこちらはやらせて頂いている立場です。
基本通報さえ入らなければ警察官が通っても見逃してくれます。
他の方がいたら交渉する
海外にいた時はここでやりたいからやらせてって交渉したり、交渉されたりはよくありました。
私が交渉された時は、「じゃああと30分やらせて」と答えたり「始めたばかりだだから1時間交代でやろう」と答えてました。
それで話はまとまってました。
日本だと誰も交渉することはせず、勝手に横で始めます。
そうすると音に音が重なって騒音になります。
海外に比べて日本の路上ライブが受け入れられていないのは、路上ライブする人のマナーが原因だと思っています。
積極的に交渉して譲り合いながらパフォーマー同士仲良くやりましょう。
路上ライブ・パフォーマンスの弱点
一応私が思うデメリットも解説しておきます。
あえていうならスケール化ができないことです。
いくら頑張っても稼げる額に上限はあります。
しかしそれも過去の話。。。
今はライバーに転身して路上→ネット配信に集客すれば青天井で稼げます(この辺私はやってないです)
興味持ちましたか?
路上ライブ、路上パフォーマンス興味持ちましたか?すぐにファーストキャッシュが手に入り、楽しく実力つけながらできる副業だと思います。
私でも稼げてない方ですが、低く見積もって時給2000円くらいはあります。
また路上ライバー、路上パフォーマー部を作ったので、わからないことがあればお気軽に聞いてみてください。
わかる範囲であればお答えします。
おまけ
最後にここまで読んでくれた方に私が路上であったレアな珍事やおもしろい人について紹介します。
ペットのわんちゃんに投げ銭をもらう
高貴な老夫婦が犬を連れて話しかけてくれました。
「素敵な演奏ね。これわんちゃんのお財布なんだけど、このお金はこの子からね」と言ってわんちゃんのお財布からお金をいれていただきました。
それとは別のその夫婦からも入れていただけました。
犬に投げ銭してもらった人は世界で私だけかもしれません。
クレジットカードをもらう
投げ銭の代わりにクレジットカードを渡され、これで好きなものを食べなさいと言われたことがありました。
もちろん冗談でその後カードは回収され投げ銭を入れていただきました。
財布の中身全部もらう
酔っ払いに財布を逆さまにして小銭を全て入れていただいたことがありました。
その後家に帰ってあがりを数えていたらその中からその人の自宅の鍵が出てきました。交番に届けましたが、なんか悪いことしたなと思いました。