- 投稿日:2025/10/20
- 更新日:2025/10/23
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要約
施設が自宅から近いと、面会や通院の付き添いがしやすく、ご家族と職員の信頼関係も深まります。通いやすさは心の余裕につながり、結果的に本人にも安心をもたらします。
第2回:家から近い方が何かと便利 〜「通える距離」がもたらす安心〜
私は入居施設の生活相談員として、日々多くのご家族から施設入居の相談を受けていますが、皆さんがよく口にされるのが「できれば家の近くに」という一言です。
私自身も、もし自分の親を預ける立場なら、やはりそう願うと思います。
今回は、“距離の近さ”が介護生活にどのような安心をもたらすのかについて、お話ししたいと思います。
1. 面会・差し入れ・通院付き添い…「行きやすさ」は心の余裕に
施設が自宅や実家から近いと、何よりも“通いやすい”という利点があります。
面会に行くのも気軽ですし、衣類の入れ替えや差し入れも「ちょっと寄っていこう」と思える距離であれば、心の負担も少なくなります。
また、外来通院が必要な場合にも、近くであれば付き添いの調整がしやすく、急な呼び出しにも対応しやすい。特に仕事をしながら介護しているご家族にとって、「近い」は非常に大きな安心材料になります。
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