- 投稿日:2025/10/22
- 更新日:2026/03/30
「花を植える」という「ポジティブな環境づくり」をしたことで、
空き巣を減らした事例をご存知でしょうか?
本業で「マーケティング・広告プロモーション」を扱う仕事柄、
`本当に人を動かしたムーブメント`について研究しています。
今回は、研究の中で見つけた素晴らしい取り組み
「フラワー作戦」について紹介します。
その上で、「花を植えたことが防犯になった」理由の本質と、
心理的な仕組みの紹介、
最後に、今日からできる小さな工夫について考え、
リベフリマで好評いただいている私の「チラシお断りステッカー」の
Canvaデザインの配布も行います!
自宅や実家を守るチカラを高めたいと考えている方へ。
ぜひ最後まで読んでいただきたい内容です。
花を植えることで“防犯力”が上がった事例
「花を植える」と聞くと、防犯とは関係なさそうに思えますよね。
しかし、東京都杉並区の『花咲かせ隊(フラワー作戦』で、
まちに花を増やすことで空き巣件数が大幅に減少した事例があります。
花咲かせ隊とは:
公園の花壇づくり、管理などを地域住民が行う東京都杉並区の取り組み。地域の緑化運動活性化のために2000年に開始。
同区内在住で5人以上のグループが参加することができ、区立公園などに設置された花壇の土づくりからデザイン、草花の植えつけ、除草、水やりなどを行う。こうした活動に加え、06年ごろからは地域の見回りも併せて行うようにしたところ、02年に1711件だった同区内の空き巣件数が11年には141件まで減少。地域の美化と防犯を兼ねる取り組みとして、他の自治体や海外からも注目を集めている。
この取り組みの特徴は、「怖いから気をつけよう」という恐怖訴求ではなく、「きれいなまちを一緒につくろう」というポジティブな呼びかけで、まず人々を動かしたこと。
住民たちは花壇の手入れや、植え替えを通じて、
近隣の方と自然に交流したり、挨拶が増えたり、その結果、地域全体が明るくなり、人の目が増えたそう。
この「人の目のある環境」こそが、犯罪を遠ざける最大の防犯効果なのです。
心理学から考える「花が犯罪を減らす」3つの理由
1、人の目が行き届いていると思わせる効果
手入れの行き届いた花壇や玄関は、
「この家は人がよく出入りしている」
「丁寧にガーデニングをする体力のある人が住んでいる」
と感じさせます。
空き巣や、悪質な犯罪業者が見ているのは、
・不在がちな家かどうか
・住人が高齢者、1人暮らしなど、押し入っても有利になりそうか
という点です。
玄関先が荒廃していたり、逆に何もなく、不在がちな印象を与えたりすると、この家は狙い目かもしれない、と思われる可能性があります。
この家は「人の出入りが多く、管理されている」という印象を与えるだけでも、犯罪の大きな抑止力になりうるのです。
これを「見せる防犯」といいます。
2、近隣のつながりが自然に生まれる
花の世話をしていると、
近所の方とのあいさつや声かけが増えます。
こうした「ちょっとした会話」が、
結果的に見守りのネットワークを作ります。
「誰かが見てくれている」という安心感が広がることで、
防犯意識が高まります。
犯罪者は、犯罪の発覚を恐れ、
できるだけ社会とのつながりの薄い人を狙います。
3、ポジティブな行動喚起
「泥棒に注意!」といった恐怖をあおるより、
「花を植えて街をきれいにしよう」という前向きな呼びかけの方が、
人は自然に行動しやすくなります。
マーケティング心理学では、
これをポジティブ・アプローチと呼び、
能動的な行動を、長続きさせる効果があるとされています。
今日からできる|防犯につながる玄関まわりの工夫
ここからは、「実際にどうすればいいの?」という方のために、
今日からできる「玄関周りの防犯対策の始め方」をご紹介します。
特別な知識や予算は必要ありません。
ポイントは「見ている・手入れされている印象を出すこと」です。
1、玄関まわりに彩りを
玄関や門の前に、季節の花を1鉢でも置く。
または、季節の飾りやリースを飾る。
明るい色の飾りやお花は
「ここには人が住んでいて、きちんと管理されている」と感じさせます。
お花であればパンジー・マリーゴールド・ゼラニウムなどは
丈夫で育てやすくおすすめと言われています。
ただし、集合住宅などでお花を置けない方は、玄関に季節の飾りなどを飾ってみることもおすすめです。
2、「チラシ・訪問販売お断り」「防犯カメラ作動中」ステッカー
セールスや不審な訪問、チラシによる荒廃を防ぐには、
宿題リストにもあるように、
玄関先に「チラシお断り」や「訪問販売はご遠慮ください」と書かれた
ステッカーを貼っておくのも、非常に効果的です。
ただし、大きなサイズのステッカーや、何枚も貼る、猛犬注意のような怖い印象の内容など、インパクトが大きすぎる印象のデザインでは、
近隣の方の目が気になります。
小さくても、訪問者にはしっかり目立つ、視認性がいいなど、
選ぶ時には、ご自身の玄関先に合ったものを選んでみてください。
私自身も、リベフリマに2枚セットの商品を出品しています。
スリムサイズで、視認性とシンプルさを心がけています。
▼ご興味のある方はぜひ、こちらも覗いてみてくださいね。
【2枚入】チラシ・訪問・勧誘お断りステッカー⚠️対策/細横長シール/横12.2×縦2cm)セット
【まとめ】前向きに取り組める仕組みで、守るチカラを高めよう
防犯というと、監視カメラやセンサーライトなど「機械的な対策」を思い浮かべがちです。
しかし、ステッカーを貼る・花を1鉢植える・あいさつを交わすといった仕組みづくりと小さな行動の積み重ねが、「守る力」を高めてくれます。
花が咲く場所や季節の飾りには人の気配が生まれ、
そこに人の目と優しさが集まります。
結果的に、それが犯罪を遠ざけ、地域の安心を育てる―。
小さな「お断りステッカー」が、力強い厄除けになってくれる。
これが「ポジティブに取り組める守るチカラ」の本質です。
すぐにできることから、しっかり取り組んで、守る力を高めていきましょう!いいね・レビューなどいただけると嬉しいです。