- 投稿日:2025/11/04
7年前、夫を肺がんで亡くしました。
当時、私は31歳、娘は5歳。
夫は会社員で、バリバリ働いていたまさにわが家の『大黒柱』。
あの日を境に、私と娘の生活は大きく変わりました。
悲しみの中で遭遇したのは、葬儀費用や入院費の支払い、銀行口座の凍結、遺族年金の手続きといった『お金の現実』。
どれも突然やってきて、事前に知っていれば少しは違ったのにと思うことばかりでした。
この記事では、私自身の体験をもとに、葬儀から支払い・手続きまでの流れと、『今から備えておけること』をまとめています。
私の経験が、将来に備えたい方の参考になれば幸いです。
病室を出るのはわずか2時間後。比べる暇もない葬儀会社選び
夫が息を引き取ったのは夜でした。
静まり返った病室の中で、現実を受け止めきれず、夫の遺体にすがりついて泣き叫ぶ私に、看護師さんが静かに声をかけました。
「申し訳ありませんが、あと2時間ほどで病室を空けていただきます」
その瞬間、頭が真っ白になりました。
親戚への連絡、娘(当時5歳)の身支度、荷物の整理……。
悲しむ暇もなく、次にすべきことを考えなければいけません。
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