- 投稿日:2025/11/01
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要約
単元未満株投資は気軽に始められる一方で、企業にコスト負担を与える「赤字株主」になるリスクも。
配当金の喜びだけでなく、企業視点で投資の意味を考えよう。
はじめに
最近、高配当株投資がブームになっています。
SNSを見ても「高配当株で不労所得」「1株から配当生活」なんて言葉が並び、証券会社のアプリ広告でも「単元未満株でカンタン投資!」と見かける機会が増えました。
株式投資はハードルが高いと思われがちでしたが、いまは少額から誰でも始められる時代です。
まとまった資金がなくても、1株単位で買える「単元未満株(端株)」なら、気軽に投資デビューができます。
でも――その「気軽さ」が、思わぬ落とし穴になることもあります。
あなたは、自分が“赤字株主”になっていないと断言できますか?
単元未満株投資とは
まず基本を整理しましょう。
日本の株式は通常、100株単位で取引されます。
たとえば、1株1,000円の企業であれば、最低10万円の資金が必要になります。
この「最低購入単位」を「単元」と呼びます。
ところが、証券会社によっては、1株単位で株を買えるサービスを提供しています。
これが「単元未満株投資」です。
少額から株主になれる、というのが最大のメリットですね。
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