- 投稿日:2025/11/03
- 更新日:2025/11/03
【スピンオフ上場について分かったこと】
①そもそも投資のスピンオフとは?
企業が自社の一部事業または子会社を切り出して、独立させる再編の手法の一つであります。
✅親会社が持っていた子会社(もしくは事業部門)を独立させて新会社にする
✅その新会社の株式を「親会社の株主に配る」の選択もできる
✅親会社はその子会社を「持ち続ける」or「持たない」という選択もできる
など、様々な方法や理由があります。
②漫画【ドラゴンボール】で例えると、「神様」と「ピッコロ」に分かれたようなもの
正直、①の説明よりドラゴンボールの「神様」と「ピッコロ」の関係で考えた方が、自分はイメージしやすいと思いました。
1人のナメック星人から「神様」と「ピッコロ」の2人に分かれたことで
✅ドラゴンボールを作るほどの知識と技術を持つ「神様」
✅戦いの能力に優れている「ピッコロ」
のようにそれぞれ独立することで、2人の個性がより活かしやすくなるみたいなイメージに近いと思います。
これまでは、2つの事業内容が混じっていたことで購入を渋っていた投資家たちが、2つの会社に分かれたことで、今までより購入がしやすくなるメリットがあります。
このように、スピンオフ上場をドラゴンボールで置き換えることで
✅スピンオフする前の会社→「本来のナメック星人」
✅一部事業を切り離して残った事業→「神様」
✅切り離されて独立した新会社→「ピッコロ」
と考えれば、大まかですが「スピンオフ上場」のイメージは付きやすいなったと思います。
③2つに分かれた株を今後どうしていくのか考える必要ある
企業分析ができている投資家にとっては、「スピンオフ上場」によって、今後はどちらかの株を購入した方が良いかなどを考えたり、スピンオフ前の株を権利確定日前に保有することで、IPOの抽選をしなくても株が手に入るなど、明確な理由で行動できます。
しかし、自分のように企業分析ができなく、そもそも「スピンオフ上場」をすること自体知らなかったりすると、勝手に2つの株に分かれた事でそれぞれの平均購入額や業種も分かれる為、今後のポートフォリオの方針に影響が出てしまいます。
そもそも「2つの株を無理してポートフォリオに組み入れるべきか?」について考える必要が出てきます。
ここでも、分かりやすくドラゴンボールで例えると
✅想定外である「ピッコロ」株のみ売却する
✅「神様」と「ピッコロ」の関係のように、保有維持や売却は2つ同時に行う
✅片方の株はポートフォリオに組み入れて、もう片方の株は組み入れずに資産額のみに反映させる
など、色々と選択肢が生まれてしまいます。
2人の強みや力を単純に分けているだけなので、合わせれば「本来のナメック星人」と変わらない為、銘柄数が増えただけでなく、個々の強みか合わせた強みのどちらを重視するかで考えも変わる為、非常にややこしくなってしまいます。
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