- 投稿日:2025/11/04
1. はじめに:「時間がない」は、私も同じでした
こんにちは、ぽんです。リベシティにはいつもお世話になっています。 私は精神科看護師歴14年目、3交替勤務で働き、家では4歳と2歳の子供の育児に奮闘する父親です。
リベシティで学び「副業で稼ぐ力をつけたい!」と思うも、現実は甘くありませんでした。
日勤の日は、帰宅したらすぐに育児と家事に追われ、子供とのお風呂・洗濯・皿洗い・寝かしつけ戦争。
準夜勤の日は、深夜2時に帰宅し、翌朝は6時に子供に叩き起こされる。
深夜勤の日は、朝10時に帰宅。でも16時前には幼稚園のお迎えから、家事・育児戦争!
「SNS運用代行を学ぶぞ!稼ぐぞ!」と決意したものの、「時間がない」「疲れた…」を言い訳に、最初の1ヶ月は何も進みませんでした。
そんな私でも、昨年はインスタ3社、現在はX(旧Twitter)1社と契約し、月5万円の副収入を得られています。 これは「すごいノウハウ」や「命を削った根性!」ではなく、**「時間がない人がどうやって時間をこじ開けたか」**のリアルな記録です。
2. 最大の敵:「準夜勤明けの寝不足」と「元気すぎる子供たち」
副業の一番のハードルは「時間管理」でした。特にキツかったのが、「準夜勤の次の日」です。
深夜2時、フラフラで帰宅し、気を失うようにして寝たわずか4時間後には、子供たちが「パパおかえりー!遊ぼー!」と突進してきます。妻も共働きのパートで、朝の家事で手一杯。寝不足で頭はクラクラします。
少し落ち着いて、「今から副業の勉強を…」なんてPCを開こうものなら、子供がキーボードを叩き、妻からは「こっちも大変なんだけど」という無言の圧力が…。
結局、夜に子供を寝かしつけながら一緒に寝落ち。 起きたら翌朝。「今日も何もできなかった…」と自己嫌悪に陥る日々でした。
このままではダメだ。私は「根性で頑張る」のをやめ、「仕組み」を作ることにしました。
3. 私が実践した「時間捻出」3つの鉄則
(1) 「10分の積み重ね」と「どうにか捻出する90分」
「まとまった1時間」を待っていると、3交替勤務のパパには永遠にその時間は来ません。 私は作業を徹底的に「分解」しました。
「ネタ探し」(1回10分): 早めに通勤し病院の駐車場での10分。休憩中の10分など、隙間時間で競合の投稿をチェック → オマージュ投稿案を即席でスマホに音声入力。
「下書き」(集中90分): 深夜勤明け、すぐに帰宅し3時間仮眠。幼稚園に迎えに行くまでの90分で、ひたすらGeminiと壁打ちし投稿案を作成。
「清書・入稿」(週1回): 週に1回訪れる、準夜勤務前の子供がいない5時間や、平日休みに、一気に14日分を予約投稿。
毎日PCを開くのをやめたら、逆に投稿は毎日できるようになりました。
(2) 「スキマ時間」を「集中時間」に変える場所決め
「どこでも作業できる」は、結局「どこでも作業しない」に繋がります。
インプット(学習): 通勤の車中(音声学習)
リサーチ・交流: 仕事の休憩や、家事の合間など隙間時間(スマホ)
クライアントワークや清書・入稿: 上記の「集中90分」や「週1回のまとまった時間」など、子供がいない「静かなリビング」
「夜勤明けはすぐ寝て、3時間後に起きて作業する」とルーティン化することで、習慣になりました。
(3) 妻との「副業タスク共有」
私がイライラしながら副業しても家庭が壊れるだけ。 妻になぜ副業をやるのか(子供の教育費、家族旅行)、リベシティで何を学んでいるのかを正直に話しました。
その上で、「夜勤明けのこの1時間半だけは集中したい」「その代わり、日勤の日は必ず寝かしつけまでやる」と、**家事・育児タスクの「交換条件」**を明確にしました。 家庭という最強のチームを味方につけることが、継続の鍵でした。
4. 「実績ゼロ」から契約を掴んだ4つの行動
時間を作れても、実績ゼロの看護師に仕事は来ません。 私がX運用代行の「契約」のために意識したことです。
(1) 「スキル」ではなく「専門性」でアピール
「インスタ運用できます!」では埋もれます。とはいえ、私はスキルゼロ。正直、今でもライティングはあまりうまくありません。 でも、「精神科看護師14年」の経験から、「人の気持ちを汲み取る力」には自信がありました。
業務委託契約はWantedlyの募集で獲得しましたが、プロフィールや面接でも、 「精神科看護師14年で養った共感性を武器に、クライアント様が本当に伝えたい発信を行います」 と専門性でアピールしました。
(2) AIを徹底活用する(スキルゼロでも戦える)
正直、いまだにポストライティングは得意ではなく、自力で伸びるポストを作成できません。 しかし、AIがあります。
選考試験は「2000字程度のNOTE記事から、社長の思いを汲み取ったポストを5つ作成する」という内容でした。 私は愛用するGemini(AI)と壁打ちし、「競合のバズポストの型」をベースに、「クライアントが語った言葉」を最大限ポストに書き入れ、AIで完成形を作成しました。 この流れで、契約を掴み取りました。
(3) 「信頼」を先に提供する(ギブ)
スキルがない分、面接では「ギブ」の姿勢を徹底しました。 「クライアント様にとって最大のギブは何か。この視点を大切にし、自分から積極的にアクションします」 「たぶんですが、クライアント様の事業への想いはこういう点にあると思うので、この点が伝わるポスト作成が重要ではないでしょうか」 と、求められる前に「自分なら何ができるか」を提案しました。
これが好印象だったと後から聞きました。学長も言っている、価値提供やギブの精神が大事だと思います。
(4) 「継続」という最大の実績
X運用会社が一番恐れるのは「途中で飛ばれる(連絡が取れなくなる)」ことです。 だからこそ、私は「継続」をアピールしました。
「3交替で不規則な生活ですが、タスク管理と仕組み化で継続できます」 「夜勤も育児もあって忙しい」→裏返せば「そんな状況でもきっちり継続できる」 この「継続力」と「マメさ」こそが、「この人に任せれば安心」という最大の「実績」になりました。
5. まとめ:行動すれば「時間」も「実績」も生まれる
「時間がない」「実績がない」 半年前の私も、そう言って行動しない一人でした。
ですが、時間は「作る」ものであり、実績は「行動」からしか生まれません。 月5万円の副収入は、精神科看護師の夜勤手当(約4〜5回分)に相当します。この「心の余裕」が、本業や育児にも良い影響を与えているのは間違いありません。
この記事が、時間がない中で一歩を踏み出そうとしているリベシティの仲間の参考になれば嬉しいです。