• 投稿日:2025/11/06
投資の鉄則!「分からないものに手を出してはいけない」3つの理由

投資の鉄則!「分からないものに手を出してはいけない」3つの理由

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くろこぶたん@高配当株&メルカリ好き

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要約
投資商品を調べ出すとあちこち気になり目移りしがち。でもその商品内容を本当に把握していますか?投資の鉄則「分からないものに手を出すな」はなぜ重要でしょうか?それは高リスクを見誤り、詐欺に遭い、そして信念が持てず資産を守れないからです。 バフェットも重視する最強の防御策を解説します。

投資を始める際あるいは続けていく上で重要とされる原則の一つが「自分が理解できないものには投資しない」ことです。一見チャンスを逃しているように感じるかもしれませんが、これは資産を守り着実に増やすための最強の防御策と言えます。

世界的な投資家ウォーレン・バフェット氏も、「リスクとは、自分が何をやっているかよく分からないときに起こるもの」だと述べています。

では具体的に「分からないもの」に手を出してはいけないのはなぜでしょうか?その理由を3つのポイントに分けて解説します。


1. リスクの大きさを見誤り、冷静な判断ができなくなる

投資には必ずリスク(価格変動の可能性)が伴います。しかしその商品やサービスが「どのような仕組みで利益を生み出すのか」「どのような要因で価格が下がるのか」を理解していなければ、そのリスクの大きさを正確に測ることができません。

◇ 値動きに対する不安の増幅
価格が下落した際、その原因が市場全体の動きなのか、その投資商品固有の問題なのかを判断できません。理解していないために過剰に不安を感じ、「狼狽売り」といった誤った行動をとってしまう可能性が高くなります。

◇ 不透明な損失
自分が何に投資しているのか分からなければ、最悪の場合、なぜ大損したのかすら把握できず、次の投資に活かすことができません。


2. 高い手数料や複雑な商品に騙されやすくなる

投資商品の中には複雑な仕組みを持つことで実は高額な手数料が設定されているものや、実態が伴わない詐欺的な商品が紛れていることがあります。

◇ 複雑な仕組み=高コストの可能性
仕組みが複雑な商品は販売側にとって利益率が高く、投資家側にとっては手数料負けしやすい傾向があります。内容が理解できなければその手数料が適正かどうかも判断できません。

◇ 詐欺の温床
必ず儲かる」「元本保証で高利回り」といった甘い言葉は、知識のない初心者を狙った詐欺の常套句です。商品内容を精査する力がなければ悪質な業者や詐欺に引っかかり、大切な資産を失うリスクが格段に高まります。


3. 長期的な投資の「軸」を持てない

投資で成果を出すには、流行や他人の意見に流されず自分自身の「投資の軸」を持つことが不可欠です。

◇ 信念を持てない
自分が理解している企業や資産に投資している場合、「今は下落しているが、この企業の将来性は信じられる」といった信念を持って保有し続けることができます。しかし理解していないものだと少しの変動で自信を失い、一貫性のない売買を繰り返してしまいがちです。

◇ 「ほったらかし」ができない
頻繁な売買は手数料の増加や本来得られたはずの利益の機会損失につながります。理解しているからこそ、「長期・積立・分散」といった堅実な戦略を、途中でブレずに続けることができるのです。


◆ まとめ

投資における「分からないものに手を出さない」というルールは、チャンスを逃すことではなく、自分の資産を最大の危険から守るためのセーフティネットです。

まずは「自分が理解できるもの」「説明できるもの」から投資を始め、知識を広げながら無理なく資産形成を進めていきましょう。

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くろこぶたん@高配当株&メルカリ好き

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