- 投稿日:2025/11/09
40代を迎え、仕事と育児に追われる毎日。
「自分のための時間」なんて、どこにもない。
「体型維持」も「日中の集中力」も、もう諦めるしかないのか…
そんなふうに感じていませんか?
こんにちは。42歳、子育てと仕事の合間でなんとか生きている、峯田(仮)です。
私も、数年前まではまったく同じでした。
朝は子供の準備と保育園の送迎で、文字通り嵐のように過ぎていく。自分のコンディション維持なんて、優先順位のいちばん最後でした。
体力の衰えは感じるし、日中は頭がぼーっとして集中力が続かない。
なのに、夜になると疲れてドカ食いしてしまい、翌朝また後悔する…
そんな負のスパイラルに陥っていました。
でも、本音を言えばこう思っていたんです。
「健康のためにストイックな食生活なんて無理!」
「むしろ、一日の終わりの夕飯(と、お酒🍺)くらい、好きなものを気兼ねなく楽しみたい!」
わかります。すっごく、わかります。
だから私は、この「最高の夕飯」というささやかな、しかし最も重要な欲望を守りつつ、日中のパフォーマンスも体型も維持する方法を、血眼になって考え抜きました。
そして、ついにたどり着いたんです。
保育園に子供を送った「8時15分」から、仕事が始まる「9時」までの、わずかな隙間時間。
私はこの「聖域」を最大活用することに決めました。
今日は、私が実践する「8時15分〜8時50分」の超高密度ルーティンと、それを支える「朝食抜き」という合理的戦略の全てをお話しします。
これはストイックな健康法ではありません。
むしろ、私のような「面倒くさがり」で「欲望に忠実」な人間が、最小限の努力で最大のリターンを得るための、ちょっとズルい「技術」です。
【習慣①】「35分の壁」を制す、超高密度ジム習慣
私に与えられた自由時間は、保育園に子供を送った8時15分から、次のタスク(仕事)が始まるまでの、正味45分ほど。
この時間で、どうやって運動をねじ込むか?
家でヨガや筋トレ…?
いや、無理です。家には「後でやろう」という誘惑が多すぎる。
そこで私は、保育園から車で5分のジムと契約しました。
天候にも左右されず、「そこに行く」という強制力で自分を動かすためです。
これが、私の超高密度なタイムスケジュールです。
8:15 保育園出発 🚗💨
8:20 ジム到着・爆速で着替え
8:25 ランニングマシンでスタート!(20分)
8:45 ランニング終了 → シャワーへダッシュ!
8:50 身支度完了・ジム出発
正味、ジム滞在時間はわずか30分。移動含めても35分です。
「たった20分のランニングで意味があるの?」
そう思うかもしれません。
意味、ありまくりです!
朝の20分間のランニングは、私の脳を強制的に再起動してくれます。
走り終える頃には、頭が驚くほどクリアになる。
モヤモヤしていた思考が整理され、仕事開始(9時)と同時にトップギアで思考できるんです。
そして、もう一つの大きなメリットが「夜の寝つき」。
朝に運動することで体内時計がリセットされるのか、夜になると自然と眠気がやってくる。
「夜型化」のスパイラルから、完全に脱出できました。
朝一番のタスク(育児)を終え、さらに自分のための運動も完了させた、という絶大な自己肯定感も、メンタルにすごく良い影響を与えてくれています😊
【習慣②】「5分シャワー」を可能にする「石鹸なし」という選択
さて、このタイムスケジュールを見て、疑問に思った方もいるでしょう。
「ラン後のシャワーと身支度が5分で終わるわけない!」
ええ、普通なら無理です。
でも、私には「5分」で終わらせる秘策があります。
答えはシンプル。
「石鹸やボディソープで、全身を洗うこと」をしないことです。
ランニングでかいた汗なんて、正直ぬるめのお湯(私は38〜40℃くらい)で2分も流せば十分にサッパリします。
かつては私も、洗浄力の強いボディソープでゴシゴシ洗わないと気が済みませんでした。
でも、それを続けた結果、肌は乾燥し、かゆみが出たり、逆に皮脂が過剰に出たり…
思い切って「石鹸なし」に切り替えてみたら、驚くほど肌の調子が良くなったんです。
これは、肌のバリア機能や、良い働きをしてくれる「皮膚常在菌」のバランスが保たれるからだそう。
もちろん、ニオイが気になる「わき」だけは別。
汗を流した清潔な状態で、制汗デオドラントケアをしっかり行います。
(ちなみに、足や股間部など、本当に気になるところだけ、週に数回、低刺激ソープでサッと洗う日はあります)
この「石鹸なし」という選択が、私に2つの大きなメリットをくれました。
✅圧倒的な時短(泡立て、洗い流す時間がゼロになり、5分での撤収が現実的に!)
✅肌トラブルからの解放
ランニングの爽快感はそのままに、朝の貴重な時間を数分単位で確保できる。
まさに合理的!と思いませんか?
【習慣③】最強の動機。「最高の夕飯」のための「朝昼抜き」
さあ、いよいよ核心です。
私が実践する3つ目の習慣、それは「朝と昼を抜く」こと。
いわゆる「断続的食事法(IF)」です。
「え、朝ランまでして、朝食も昼食も抜くなんて…ストイックすぎる!」
いえいえ、全然違います。
何度も言いますが、私はストイックな人間ではまったくありません。
私が朝昼を抜くのは「時間がないから」でもありません。
理由は、たった一つ。
「夜、家族と(あるいは一人で)美味しいものを気兼ねなく食べたい・飲みたい!」
これです!
この欲望のためです! 🤣
40代にもなると、悲しいかな基礎代謝は落ちる一方。
若い頃と同じように、朝・昼・晩としっかり食べ、さらに夜にお酒まで楽しんでいたら…
あっという間に体型は崩れ、健康診断の結果も真っ赤になってしまいます。
私は、「夕飯の楽しみ」をこの先もずっと維持したい。
そのために、他のどこかで調整する必要がある。
その合理的選択が、「朝昼を抜いて、一日の総カロリーを調整する」という戦略だったわけです。
ところが!
当初は「夜のため」という守りの動機で始めたこの習慣が、私に「想定外」の、とんでもない副産物をもたらしてくれたのです。
それは…
「日中の眠気が、完全にゼロになった」 こと。
皆さんも経験ありませんか?
ランチの後にやってくる、あの強烈な眠気。
血糖値が急上昇して、急降下する、あの「血糖値スパイク」によるものです。
朝昼を抜くことで、私はあの日中のパフォーマンス低下から、完全に解放されました。
それだけではありません。
空腹時(といっても水分はガブガブ飲みます)は、「オレキシン」や「ノルアドレナリン」といった覚醒を促す物質が出るそうで、午前中から午後にかけて、驚くほど思考がクリアな状態が続くんです。
「朝食抜き」が、私の「最高の夕飯」を守ってくれるだけでなく、「日中のパフォーマンス」まで爆上げしてくれた。
これは本当に、嬉しい誤算でした。
もちろん、ルールはあります。
それは「水分は徹底的に摂る」こと。
脱水はパフォーマンスの最大の敵です。私はジムでのラン前から、日中にかけて、水やお茶をこまめに(1日2〜2.5L目安)飲むようにしています。
特に夏場、大量に汗をかいた時は、塩飴や経口補水液で塩分補給も忘れずに!
なぜ、この「3点セット」が最強のシステムなのか
ここまで読んでいただくと、もうお分かりかもしれません。
私の朝の3つの習慣(①ジムラン、②石鹸なしシャワー、③朝昼抜き)は、バラバラに存在しているのではありません。
「最高の夕飯」という私の欲望を起点に、すべてが噛み合って回る「完璧なシステム」なんです。
【動機】 「最高の夕飯」が食べたい!
【打ち手】 → だから「朝昼抜き」でカロリー調整する。
【シナジー①】 → 「朝食抜き」だから、「朝食を食べる時間」が不要になり、朝の忙しい中でも「35分のジム時間」を確保できる。
【シナジー②】 → 「朝食抜き」だから、「空腹時ラン」が可能になり、脂肪燃焼効率がUP!(夕飯のカロリーを相殺!🔥)
【シナジー③】 → 「朝食抜き」だから、日中の眠気がなくなり、「ジムラン」による脳覚醒と合わせて、仕事の生産性が最大化する。
【シナジー④】 → 「ジムラン」しても「石鹸なしシャワー」だから、35分で完結し、忙しい朝の時間を圧迫しない。
どうでしょう?
このルーティンは、「夕飯の楽しみ」を守るための守備的な選択が、結果的に「日中のパフォーマンス」と「体型維持」まで最大化してくれた、攻守最強のシステムだと思いませんか?
結論:40代は「欲望」と「合理性」でデザインする
40代は、「あれも我慢、これも我慢」ではメンタルが持ちません。
我慢だらけの人生なんて、続きませんよね。
大切なのは、「自分は何を守りたいのか(私の場合は夕飯!)」を明確にすること。
そして、そのために他の何を「やめる」か、「最適化」できるかを考えること。
私にとってそれは、
・朝食と昼食(→ 夕飯の自由と日中の集中力を得た)
・ゆっくりシャワーする(→ 時間と肌の健康を得た)
・家でのダラダラ時間(→ ジムでの脳覚醒を得た)
でした。
これは「我慢」ではなく、最高のコンディションを得るための「合理的な設計(デザイン)」です。
この記事を読んでくださった、時間がない、でもパフォーマンスも楽しみも諦めたくない、すべての40代の仲間へ。
あなたが「これだけは譲れない」という楽しみは何ですか?
そのために「やめてもいい習慣」「最適化できる隙間」は、どこかにありませんか?
それは、保育園送り後の35分かもしれませんし、子供が寝た後の15分かもしれません。
40代のパフォーマンスは、「我慢」ではなく「合理的な設計」で、手に入れましょう!
この話が、あなたの「隙間」を見つけるヒントになれば、最高に嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!