- 投稿日:2025/11/09
最近、この本を読みました↓
「人望が集まる人の考え方」(レス・ギブリン)
タイトル通り、
人との関わる際の大切な考え方について
書かれた本です。
その中で特に印象的だった
「人間関係の4つのルール」があるのでご紹介します。
相手が家族、親、上司、部下、同僚、友人、知人、
誰であろうと人と関わるときは、
次の4つのことを大切にしよう。
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①すべての人は、程度の差こそあれ、自分本意である
②すべての人は、自分に最も強い関心を抱いている
③すべての人は、自分が重要だと感じたがっている
④すべての人は、他人に認められたいと思っている
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これら4つは、
全て「相手軸で動くこと」がもとになっています。
①すべての人は、程度の差こそあれ、自分本意である
人は誰でも、自分の目線や価値観で世界を見ています。
だからこそ人と向き合うときは、
まず「相手の土俵に立つ」意識が欠かせません。
家族なら「今日はどんな一日だった?」と
相手軸の話題から入ることで、
自然に会話が広がっていきます。
昨日お伝えした「質問力」がここで活きてきますね^^
上司・同僚には、
仕事の優先順位や背景を先に尋ねます。
なぜなら、仕事の主体は上司であり、
その仕事の背景などは上司の方が把握しているからです。
あなたよりも思いが強いのは上司。
自分本意だからこそ、その思いを質問することで
表出してもらうんです。
その後、意見を述べることで
提案が受け入れられやすくなります。
自分本意の思いを聞くことができたからですね^^
また、友人や知人と予定を決めるときも、
先に相手の都合を聞く一手間で
「思いやりがある人」という印象を残せます。
自分の予定、自分の都合、自分の気持ちが
なんだかんだ言っても大事なんです。
だから、相手の都合を聞いて
なんならその都合に合わせることで
相手からの印象は変わってくるんです。
②すべての人は、自分に最も強い関心を抱いている
人は自分の関心ごとを語るときに
最も心を開きます。
聞き手に回る時間を
会話全体の7〜8割ほどにして
興味のシャワーを浴びせるつもりで質問しましょう^^
親や子どもには
趣味・学校生活・悩みなど、
相手が今熱中しているテーマを掘り下げてみる。
同僚、チームメイト、部下、後輩との1:1では
「最近伸ばしたいスキルは?」
「これからやりたいことは?」と
未来志向の質問をして、自己開示を促します。
友人とは、過去の思い出や共通の趣味を軸に、
「どんなところが一番面白いと思ったの?」と
深掘り質問をすると会話が弾みます^^
人は、
自分に興味を持ってくれる人に興味を持ちます^^
そして、自分の関心の強いものに興味を持ってもらえると
さらに相手に対する印象がアップします。
③すべての人は、自分が重要だと感じたがっている
「あなたがいてくれて助かった」と
自分の存在にスポットライトを当てられると、
人は自分の価値を実感します。
役割を認めて言語化し、
感謝を、「言葉」と「行動」で示すことが鍵です。
職場では、同僚の功績をチャットなど
みんなが見える場所で紹介して、
全体で称える場をつくる。
友達には、誕生日や節目にメッセージを送って
「あなたが大切な存在だ」と具体的に伝える。
自分の存在や行動が、
誰かに必要とされている、と感じると
幸福度と自己肯定感が上がります。
誰にも必要とされてない人なんて
この世にはいないですし
あなたが生きていて、今日も存在しているだけで
安心感を得ている人がいるんです。
その気持ちを、あなたは人に伝えていく側になるんです^^
④すべての人は、他人に認められたいと思っている
人から認められることは、
自己肯定感を上げて、
相手のモチベーションが長期的に持続します。
でも、「すごいね!」だけでは、
効果は半減します^^;
「具体的な行動」と「それによる効果」を
セットで褒めるのがコツなんです^^
子どもには、
「毎日漢字を練習しているね。だからテストでミスが減ったんだね」のように
因果関係を示す。
部下には
「先週の資料、図解でポイントが一目で伝わった。会議時間が10分短縮できたよ」と
成果を数値で示す。
友人知人には、SNSの投稿や近況報告に対して、
内容を引用してリアクションすることで
「ちゃんと見ているよ」というメッセージを送れます。
具体的な行動を伝えるためには
相手に興味を持って観察することが必要です。
相手の行動と結果を合わせれば
こうだったからこうだったんだね。すごい!
というセットの褒め言葉は
割とすぐに出てくるのではないかと思います^^
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①すべての人は、程度の差こそあれ、自分本意である
②すべての人は、自分に最も強い関心を抱いている
③すべての人は、自分が重要だと感じたがっている
④すべての人は、他人に認められたいと思っている
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この4つの視点は互いに関連し合っています。
①②で相手軸に立ち、
③④で価値と承認を与える。
この4つを意識して行動すると
家族、職場、友人関係のすべてで
人望が集まる人に近づいていきます^^
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