- 投稿日:2025/11/13
- 更新日:2025/11/20
1. いまの位置:私はまだスタート前です
私はまだ副業のスタートラインにすら立てていません。しかし、何かきっかけがほしい。
そこでストレングスファインダー(以下ストファイ)を受け、出た結果をChatGPTと何度も壁打ちをしました。
そこでようやく、「この方向なら無理が少なそう」という仮の結論が見えてきた段階です。
つまり、まだ走り出していません。
この記事は、着手前の整理ノートのようなものです。同じ場所でモヤモヤしているわたしと同じような方の道標の欠片になればうれしいです。
2. なぜ受けたのか/お金と時間の話
つまずきはとてもシンプルでした。
「副業したい。でも、何が向くのか分からない」。
学長は常々、『とりあえず副業14選を上から順にやりやー😀』と仰っています。
情報はリベ内に山ほどあるのに、根拠がないから一歩が出ない。
そこで、まず自分の取扱説明書を手に入れようと決めてストファイを受検。
私は公式サイトで購入し、費用は8,832円でした(私が受けた時点)。
テストは30〜45分ほど。二択寄りの設問にテンポよく答える形式で、直感でサクサク進めるのがコツだと感じました。
3. 出た資質を“やさしい言葉”に置き換えてみた
上位5資質は調和性/公平性/成長促進/共感性/規律性。
レポートの文章をそのまま飲み込むのではなく、自分の言葉で一行に言い換えると腹落ちしました。
調和性:けんかせず、落としどころをつくるのが得意
公平性:判断や対応をルールでそろえると安心
成長促進:人の前進を静かに後押ししたい
共感性:相手の意図や気持ちを丁寧に受け取れる
規律性:やり方を手順化して同じ品質で回すのが好き
この“自分語訳”を並べるだけで、私は「派手に攻める人」より「静かに整える人」だと素直に分かりました。
ここから、自らの向く土俵/向きにくい土俵の輪郭が見え始めます。
4. ChatGPTとの壁打ちで見えたこと
私はChatGPTに結果の要約と「私はこう感じた」を投げ、言葉の精度を上げてもらうことにしました。そこで拾えたのは次の3点です。
強みはすごい才能ではなく、日常の癖
私の場合は「合意を作る」「手順を整える」「気持ちを汲む」場面で調子が上がる。
先に疲れる土俵を外す
数字で押す直営業、トレンド追走の量産など、ノリと瞬発力が要る土俵は消耗が大きい。
どう進めると安心かを先に決める
やる・やらないの前に、進め方の約束(目的/範囲/連絡ルール)を言葉にしておくと迷いが減る。
「何をするか」だけでなく「どう進めるか」に目を向けたのが、私には効きました。
5. いま「合いそう」と思っている2つの副業
ここからは資質との相性から見た仮説です。実行はこれから。
① オンライン秘書
仕事内容のイメージ:進行管理/期日管理/資料やタスクの整え直し/関係者の連絡調整
私に合いそうな理由
規律性…仕事の型・チェックリストづくりと相性がいい
調和性…関係を荒らさず合意形成を進めやすい
ポジション像:派手さはないけど、「この人に任せると安心」と言われる役回り
② サポート型Webライティング(取材要約・マニュアル作成など)
仕事内容のイメージ:ヒアリング→情報を分かりやすくまとめる→形にする
合いそうな理由:
共感性…相手の意図を正確にくみ取れる
公平性…情報を偏りなく構造化できる
規律性…テンプレ化で再現性を上げられる
ポジション像:目立たないけど、現場がラクになる文章を作る役
6. 迷いが減った理由(私の実感)
選ぶ根拠が言葉になった
「なぜそれを選ぶのか/選ばないのか」を落ち着いて説明できる。
比較で疲れにくくなった
他人の派手な勝ち筋に合わせず、自分の土俵で考えられる。
進め方の不安が減った
どう進めるかの約束を先に考えるだけで、着手前のモヤが薄くなる。
7. 同じ場所にいる人へ:メモに書くだけの3つの問い
実行の話ではなく、まずは考えを整える小ワザを置いておきます。紙でもメモアプリでもOKです。わたしも実際やって見ました。
最近うまくいった場面は? その共通点は?
最近疲れた場面は? その共通点は?
上位資質を自分の言葉で1行にすると?(例:調和性=落としどころを作る)
この3つを書き出すだけで、選ぶ基準が静かに立ち上がります。私はここでだいぶラクになりました。
8. よくあるモヤモヤに、いまの私なりの答え
Q. 8,832円は高い?
→ 私は「迷走の時間を減らす前払い」として受け止めました。
合う/合わないの線引きが早くなるだけでも、回収しやすいと感じています(私が受けた時点の価格)。
Q. 低い資質は弱点?
→ そうではなく、自然には湧きにくい癖というだけ。必要なら仕組みで補うのが現実的(チェックリスト・リマインド・外注など)。
Q. 結果は公開したほうがいい?
→ 場合によります。私は「結果そのもの」より「どう活かすつもりか」を共有するほうが、関係が健全になりやすいと感じました。
Q. ChatGPTはどう使った?
→ 「結果の一行要約」を投げて、向く土俵/避けたい土俵の仮説出しを手伝ってもらいました。万能ではないと思いますが、壁打ちの相棒としては十分頼れます。
9. 8,832円で得たいまの価値(成果ではなく感想)
選ぶ理由が言える … 合う/合わないの説明が落ち着いてできる
比べ疲れが減る … 他人のスピードや派手さに引っ張られにくい
進め方の見通しが立つ … いきなり実行しなくても、不安の正体が分かる
私にとって、この8,832円は「自分の土俵」を探すための前払いでした。まだ何者でもないけれど、地図があると足取りは軽くなります。
10. おわりに:ゆっくりでも、確かに
私はいまもスタートラインの手前にいます。
それでも、上位資質を自分の言葉に直すだけで景色は変わりました。もし同じ場所で立ち止まっている方がいたら、まずは一行の言い換えからで十分。ゆっくりでも、ちゃんと前に進めるはずです。
読んでくださって、ありがとうございました。