- 投稿日:2025/11/15
はじめに
最近、投資関連のニュースやSNSなどで「MRF」や「MMF」という言葉を見かける機会が増えてきました。
アルファベット3文字のこの用語、なんとなく投資の専門用語っぽいですが、PERやPBRと同じような株価指標の仲間ではありません。
むしろ、MRFやMMFは「お金をどこに置いておくか」という、投資の出発点に関わる重要な仕組みです。
かつては証券口座を開いた人なら誰でも関わっていたこの2つの制度ですが、長い間の超低金利時代にすっかり姿を消していました。
しかし、最近になって金利が少しずつ上がり始めたことで、再び注目が集まりつつあります。
この記事では、初心者の方にもわかるように「MRFとMMFとは何か」「どう違うのか」「今なぜ話題になっているのか」をやさしく整理していきます。
1. そもそもMRFとMMFとは何か?
まず基本を押さえておきましょう。
どちらも一言で言えば「待機資金の運用先」です。
株や投資信託を買うには証券口座にお金を入金しますが、注文を出す前や、売却した後などに、口座内でお金が“ただ置かれている状態”になることがあります。
銀行預金と違い、証券口座に置いたままでは利息がつきません。
そんな「待機中のお金」を眠らせず、安全に少しでも利息を生むようにする仕組みがMRFとMMFです。
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