- 投稿日:2025/11/23
- 更新日:2025/11/23
はじめに
この記事について
こんにちは、めのめです。
本日はプロジェクトマネジメントの国際資格である
Project Management Professional (PMP)® に関するノウハウです。
PMPは取得したら無期限で名乗れる資格ではなく、
3年ごとの更新が必要になっています。
でもその途中に立ちはだかる大きな壁……それが 英語!!
「何を学んだか英語で書けと言われても、めっちゃ時間がかかる…」
「いや、そもそもどう書けばいいの?」
そんな声、PMP資格保持者が多い私の周りでもよく聞きます。
でも今は 生成AIの時代!
英語を書く作業は、ほぼAIに任せられます。
今回は「テンプレをAIに作らせて、あとは埋めるだけ」でPDU登録をラクに進める方法を紹介します。
想定読者
- PMP資格保持者
- PMP資格取得を目指しているが、PDU登録で苦戦している方
記事の前提
- 本記事では生成AIはChatGPTを利用前提で整理しています
おさらい。PMP資格更新の英語の壁
PMPは3年更新と説明しましたが、この時必要になるのが、
Professional Development Unit(PDU)の登録です。
要は、プロジェクトマネージャーとして
継続的に能力開発をしていることの証明ですね。
能力開発自体は、実務・研修参加・読書など、
数多くの手法が許可されているので、意識的に活動していれば
さほど高い壁ではありません。
問題は、この証明報告を全て英語で入力する必要がある点です。
例えば、「読書」は以下の6項目の入力が英語で必要です。
Author: 読んだ書籍の著者。
Title: 読んだ書籍のタイトル。ある場合は、英語タイトル推奨
Decription:読んで得た学びの概要
URL:書籍の公式リンク。AmazonなどのURLでもOK
Date Started: 読み始めた日
Date Completed: 読み終えた日
他の5項目は何とか記載できると思いますが、
問題は「Decription」ですよね。。。
英語の長文なんて学生時代以来書いていないという方も多いのではないでしょうか?(私もです。。。)
本記事では、この「読書」でPDU登録する際の「Decription」を題材に
ChatGPTを使った簡単登録術を説明していきます。
英語しんどい…でも必要な内容は超シンプル!
「Decription」で伝えるべき内容は、実はそれほど多くありません。
(1)書籍の主なテーマ
(2)どんな気付きを得たか、学んだか
(3)プロジェクトにどう役立つか
の、3点であり。文章量はそんなに必要ないのです。
まずは、この3点を日本語で整理しておきましょう
まずはテンプレ作りをAIに丸投げ!
いきなり英作文はハードル高いので、
先に 汎用テンプレ をAIに作ってもらいます。
ChatGPTなどにコピペして使える依頼内容
PMIのPDU登録を読書で行いたいです。 PDU申請する際にDescriptionの項目を英語で記述するためのテンプレートを作成してください。以下の3点をインプットにできるテンプレートにしてください。 (1)書籍の主なテーマ (2)どんな気付きを得たか、学んだか (3)プロジェクトにどう役立つか PDU登録に適した簡潔で専門的な表現を使用してください。
これで、今後使い回せるテンプレが手に入ります。
後は日本語でメモ → テンプレに当てはめ → 少し調整
だけで登録できるように!
実例で見る! 読書をPDU登録するときのAI活用
今回は実際のPDU登録例を紹介します
※「The 7 Habits of Highly Effective People(7つの習慣)」で例示
3つのポイントを日本語で整理
まずは日本語でメモするだけです
(1)書籍の主なテーマ
「人格を土台にした長期的な成功と豊かさ」を得るための原則や行動習慣をまとめた自己啓発本
(2)どんな気付きを得たか、学んだか
主体性を発揮することの重要性、Win-Winの原則が印象的
(3)プロジェクトにどう役立つか
ステークホルダーとの関係構築に活かせそう
生成AIでテンプレートから文章生成
あとはこれをChatGPTに伝えて、
テンプレートを使った文章に完成させてもらうだけです。
以下の「伝えたいポイント」を英語にし、「テンプレート」を埋めるようにして文章を完成させてください。文字数と単語数も併記してください 。 その後和訳した文章も併記してください 。 ## テンプレート {作成したテンプレートを設定する} ## 伝えたいポイント ### 書籍の主なテーマ 「人格を土台にした長期的な成功と豊かさ」を得るための原則や行動習慣をまとめた自己啓発本 ### どんな気付きを得たか、学んだか主体性を発揮することの重要性、Win-Winの原則が印象的 ### プロジェクトにどう役立つか ステークホルダーとの関係構築に活かせそう
出力した内容はコピペで登録できます。
併記される日本語文や文字数などをチェックして、
問題なければ早速登録してみてください!
※申請フォームで、「Desctioption」は5000文字以内が制限ですが、実際は500文字前後でも問題なく登録されます。(著者は5件以上実績あり)
AI活用で得られる3つのメリット
・英語で悩む時間がほぼゼロ
・表現が毎回整っていてブレない
・登録に対する心理的ハードルが激減
英語を勉強中の方はさておき、
通常のプロジェクトマネージャーであれば、
英語書くのに時間かけるより、
学びの量を増やした方がよっぽど有意義ですよね。
おわりに
PDU登録は、あなたが学び成長した証を積み上げていくプロセス。
英語に振り回されて挫折するのはもったいない!
これからは
テンプレ作成 → 日本語で整理 → AI英語化 → 登録
の4ステップだけでOKです。
生成AIを味方にして、ストレスなくPDUを貯めていきましょう!
この記事が、皆さんの時間捻出やストレス軽減につながると嬉しいです。
他の資格にも応用できそう…
というご意見あれば、是非コメントで教えてくださいね。