- 投稿日:2025/11/23
はじめに
婚活シリーズ3本目のいよいよ最終回です。
今回は筆者自身が実際に体験した、婚活アプリ・結婚相談所・お見合いサービスの3つのサービスについて、経験をもとに登録からプロフィール作成、申し込み、デートまで、各ステップの経験談を紹介します。 それぞれのサービスで実際にどう行動し、どのような壁があった、そして私が感じたことをリアルにお話しします。
「結婚したいけど出会いがない」、「婚活に少し興味がある」という人を応援するために書きました。「今のところ結婚は考えていない」という方にも興味をもってもらえるようリアルな現場が伝わるようまとめました。
1. 婚活アプリ
登録
数人の知人から「婚活アプリで結婚した」という話を聞き、自分も試してみたくなり登録を決意しました。
自宅のパソコンからカンタンに登録完了できるので、運営スタッフと顔を合わせて話すこともなく気恥ずかしさはゼロでした。
本格的に活動したかったので、卒業証明書、独身証明書・源泉徴収票(年収)を提出しました。
卒業証明書は学校へ連絡して入手、独身証明書は役所に取りにいき、源泉徴収票は会社でもらえます。もらって、これらが無くても活動は始められますが、お相手に不安を与えて出会いの機会が減らないようにするため、面倒でしたが、自身を証明する書類はすべて取得して登録しようと思いました。
プロフィール作成
運営サイトでこういうふうに書いてくださいと見本が提供されているので参考にしました。プロフィールは時間をかけて全力で書きました。
自分の顔写真と全身写真は友人に撮ってもらいました。顔写真は精一杯の笑顔、全身写真は姿勢を目一杯正して撮りました。プロフィールと写真はアプリ上でお相手に見てもらい、自分をアピールするものですからがんばりました。
あとでプロフィールも写真もまったくアピールが足りていないとわかりましたが、この話はあとで出てきます。
申し込み
正直なところ期待していたものの…
残念ながら目ぼしい申し込みはほとんど無し。
そして自分からも気後れしてい申し込みもできませんでした。
婚活アプリは受け身では進展しにくいのが現実でした。
婚活アプリに向いている人、向いていない人については、前の記事に書きましたので、そちらもぜひチェックして参考にしてください。
カウンセリング(有料オプション)
進展がなかったため、オプションのカウンセラー相談を利用。
カウンセラーの印象 → ベテランで正直なタイプ
カウンセラーにプロフィール添削と写真撮り直しをお願いし、改善。
ただ、アプローチや申し込みのアドバイスはハードルが高く、実行できず…。
→ 相談所の方が向いていると言われ、次のステップへ進む決意をしました。
進展がないのでオプションでカウンセラーに相談することにしました。 カウンセラーはベテランの方でけっこう正直ベースでストレートにアドバイスをくれました。いただいたアドバイスはズバリ、
「アプリはむずかしいですよ」
理由も知りたいですよね。こちらもズバリ
若くてハイスペックな人 → 最後に決められない
恋愛経験少なめな人 → 積極性が出せない
年齢が高めの人 → 婚活アプリでは需要が少ない
気を取り直して、カウンセラーにプロフィールも添削指導もらいました。基本は良いけど、お相手が知りたい情報が足りていない、アピールが足りていないということで、いろいろ教えてもらいようやくOKが出ました。
正直、プロフィールは自分だけで書かない方が良いです。スタッフに指導・添削してもらうはぜったいに必要です。
写真も友人に撮ってもらう、自分で撮るはダメということで、カメラマンを紹介してもらい撮り直してもらいました。
最後に、申し込みのマインドや申し込まれるためのアプローチも教えてもらいましたが、正直ハードルが高すぎて、ほぼできませんでした。
カウンセラーが言う「アプリはむずかしい、年齢的にキビシイ」、「年齢的に相談所が向いている」とのアドバイスにしたがい、婚活アプリからは足を洗い、相談所に行くことにしました。
2. 結婚相談所
登録
最寄りの支店に出向き、スタッフと対面で登録手続きしました。
カウンターに横並びではなく、完全個室のブースでの手続きでプライバシー面も安心でした。お店も目立たないところにあり、気まずさは感じませんでした。
活動自体は自宅のパソコンやスマホでインターネットにつないでホームページで行いますので、お店に行く機会は少ないのは良かったです。
webページの画面、操作方法は婚活アプリとかなり似ています。お店でデモ画面も見せてもらえるので活動のイメージは湧きやすかったです。
相談所は卒業証明書、独身証明書、源泉徴収票(年収)の提出は必須になります。婚活アプリに比べると、「真剣な人」、「身元が保証された人」だけが集まるという安心感がありました。
プロフィール作成
婚活アプリで作成したものを再利用。前回の婚活アプリのカウンセラーの添削が効いており、スタッフの方から、問題ないとのお墨付きをいただきました。やはりプロのアドバイスをもらって素直に受け入れるというのが大事ですね。
写真も前回の写真をそのまま登録することにしました。しかしスタッフは提携先の写真スタジオに撮りに行くのがベストという意見でした。その写真スタジオの高い料金を聞いて辞退しました。
その後、別のところでこの写真スタジオを使った方が良いと強力に推奨されて写真を撮り直しに行くのですが、その話しは後半でご紹介します。
申し込み
いよいよ実際に活動が始まりました。月2回、条件に合ったお相手候補の写真とプロフィールが送られてくるので、パソコンやスマホで確認して会いたい人に申し込みます。
双方合意で連絡先が交換され実際に会うことができます。
言い忘れましたが、登録時にお相手に求める年齢、年収など条件細かく設定します。またご自身の体型、趣味、家族構成などの登録も必要になります。 相談所から送られてくるお相手はお互いの希望条件に合った人たちになります。これによりお互いの条件が事前にマッチング済みなので、ミスマッチが起こりにくく、結婚相談所では実際にお会いするところまで進めました。
結婚相談所は婚活アプリに比べて入会のハードルが高く、結婚に向けた本気度が高いのとお互いの希望条件のマッチングをシステム的に行うので、進展しやすいと考えられます。
デート
初デートの相談(服装・場所)も相談員がサポート
疲れたときは、雑談でもOK
さて連絡を取り合って、お互いに会ってみたいとなりましたら、実際にリアルで会うことになります。 お会いするのにふさわしい場所や服装がわからないときは相談員に相談することもできます。
私も言い方はよくないですが使い倒す気持ちで何でも相談しました。 活動に疲れたら話しを聞いてもらうということでも良いと思います。
担当は固定されていて、私の相談員は既婚者でしたので、リアルな結婚生活も聞くことができました。 リアルな話や経験に裏打ちされたアドバイスは素直に聞いておくことがほんとにオススメです。
ただ、なぜか相談所ではデートまでは漕ぎつけますが、その先が進まないと言う時期がしばらく続きましたので、私はお見合いサービスに行くことにしました。
3. お見合いサービス
登録・プロフィール
ここまでは相談所と同じ流れです。
結婚相談所同様にお見合いサービスも担当者がつきます。
しかしお見合いサービスの担当者は結婚相談所の担当よりはるかに積極的にグイグイと私に関わってきます。
この担当者にもプロフィールを見てもらいますが、大幅に情報追加することになりました。
また写真も撮り直しが必要ということで、提携している本格的な写真スタジオに撮りにいきました。結構な料金でしたが 写真スタジオでの撮影はかなりオススメです。というのも、お相手の写真できちんとしている方は皆この手の写真スタジオで撮影されている方でした。つまりこういった写真スタジオで撮らないと婚活のスタートラインにすら立てないのだと思いました。
申し込み
ここからが相談所とは違います。
結婚への本気度の高さが段違いでした。
お見合いサービスはシステムのマッチングはなく、申し込みが自由にできるので自由度が高いです。
申し込みは自由なので、その月の上限人数まで目一杯申し込みするのがベストです。実際そうしました。少しでも良いお相手を見つけたら、あまりためらわず申し込みした方がいいでしょう。会って話せば相性はわかります。
いっぺんにたくさんの人に会うのがたいへんだと思うかもしれませんが、安心してください、OKがもらえてお会いする確率は1割前後、つまり10人申し込んでせいぜい1人か2人でした。
逆に申し込まれたら、プロフィールや写真を見て少しでも良いところがあればとりあえず一度は会ってみるようにしました。やはり場数を踏むというのは大切だと思いました。しかしプロフィールなどがどうしても違和感があったら止めた方が良いと思います。
デート
お見合いサービスと結婚相談書の違いはこのデートでもかなり違いました。デートの日程調整などは運営会社で行います。 またデートしたお相手に次も会いたいか、終わりにしたいかは運営会社のシステムで行います。
さらに担当者宛にデートの報告もします。この内容をお相手に伝えするのも、逆に相手が思ったことも担当者が私に伝えてきます。 これは考えようによってはとても貴重な情報でした。例えば断られた理由が、お相手は私のことを「話していてツマラナイ」「価値観が合わなかった」からだとわかれば、こういう相手は相性が良くないとわかりやすく次に役立てやすかったです。
またこのシステムは利用者にとってはかなり負担を減らしてくれます。何回か会ったけど、素が見えてくると最初の印象と違って合わないと思ったとき面と向かって断りづらかったりします。
このサービスでは婚約や結婚まで相談員がサポートしますので、微妙なところで最後に相手とすれ違ってしまい、うまくいかなかったということも避けられると思います。
このようにふつうに生活していては、10年かかっても会って話せない数と様々な職業や価値観の人と会って話しをすることで、自分に合う相手像が見えてきました。
4. まとめ
どんな人がどんなサービスに向いているか独断と偏見で考えてみました。
マッチングアプリ:
どちらかというと異性とすぐ仲良くなれる人に向いている
結婚相談所:
時間をかけて、マイペースで相手と関係を築いていきたい人
お見合いサービス:
よい人がいれば、あまり時間をかけずにゴールインしたい人
5. 最後に
独身には身軽さ、気楽さがあって、自由に生きれる魅力があります。
一方、家庭を持つと身軽さ、気軽さは少なくなりますが、パートナーと支え合って生きることができます。どちらが良いかは人それぞれ違うと思います。
私フレンドはどこでどうやってパートナーと出会ったのかは、読者の想像にお任せするとして、 もし読者の方がパートナーを得るために婚活を考えているのなら、私フレンドの婚活シリーズを参考に読んでいただき、あまつさえお役に立てましたら身に余る光栄です。
婚活はうまくいかないことも多いですが、ふつうの生活をしていては会えないような人たちと会って話すことでき、自分の価値観や相性、人生を見つめ直す良い機会にもなると思います。学長も人に会い〜や〜とおっしゃってますし。
結局は何かで成功に近づきたかったら、試合に出てバッターボックスに立つ、つまり
✔経験を通して勉強する
✔最速で失敗を繰り返す
✔自分の素直な気持ちに正直になる
ということが大事だと思うわけです。
この繰り返しが、自分にぴったりの未来を引き寄せてくれると信じています。
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またご質問、ご要望があれば、解決のための記事も補足して書きたいと思いますので、レビューにお書きいただけますとうれしい限りです。