医師が隙間時間で効率よく合格するための簿記3級への合格ステップ

はじめに

先日、簿記3級に合格しました。整形外科医として日々の診療や手術に携わる傍ら、家計管理やファイナンシャル・プランニングのスキル向上を目指して、約1か月の隙間時間を活用した勉強で合格を果たすことができました。

これまで医学部入学試験、医師国家試験、整形外科専門医試験などの試験を経験してきましたが、簿記3級は医学とは全く異なる分野であり、新鮮な挑戦でした。

特筆すべきは、妻も同時期に簿記3級の勉強を始め、私より先に合格したことです。この経験を通じて、共に学び、切磋琢磨する相手がいることの大切さを改めて実感しました。妻の合格が大きな励みとなり、「自分も続こう」というモチベーションを維持できました。

ここでは、忙しい医療従事者や社会人の方々に向けて、できるだけ効率的に簿記3級に合格するための勉強法をご紹介します。

簿記3級試験の考え方

医師国家試験や専門医試験は、ある特定の点数を取れば合格できるというわけでなく、他者との相対評価で決まるもので、受験者のレベルが高くなると自然と合格するための点数も上がり、競争試験の要素があります。一方、簿記3級は純粋な資格試験であり、70点を取ることさえできれば誰でも合格します。つまり絶対評価であることがポイントになります。

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