- 投稿日:2025/11/27
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要約
食洗機NGの理由は「熱」や「水圧」の他に“洗剤との相性”が大きい。高アルカリ・研磨成分のある食洗機洗剤は、木・漆・金属・樹脂・フッ素加工品を劣化させやすい。特にフッ素加工品は傷から洗剤が入り込み一気に劣化。素材の弱点を知ると失敗を防げます。
──実は“洗剤との相性”が原因のものまとめ──**
食洗機でNGと言われるものの多くは、
「熱」や「水圧」だけでなく、専用洗剤の成分との相性が悪いことが原因です。
食洗機用洗剤は
高アルカリ性(強い脱脂力)
研磨成分や漂白成分を含むこともある
という特徴があり、
家庭用の中性洗剤と比べると“攻めの洗浄力”です。
そのため、中性洗剤の感覚で使うと、思わぬ劣化や変色につながります。
ここでは、**洗剤成分がダメージを与える素材**という視点で解説します。
① 木製の食器・カッティングボード
アルカリ洗剤 × 水分 × 高温乾燥 → 白化・反り・ひび割れの原因。
木の保護成分(油分)がアルカリに弱く、表面が荒れやすい。
② 漆器(うるし・合成漆器含む)
アルカリ洗剤が塗膜を溶かしてツヤ消失・変色。
漆は酸にもアルカリにも弱く、pH変化に敏感。
③ アルミ製の鍋・弁当箱
アルカリで黒ずむ(アルミ特有の“アルカリ腐食”)。
一度曇ると元に戻りにくい。
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