- 投稿日:2025/11/30
英検は「子どもが受ける試験」というイメージがあります。
社会人の中にも、学生時代に受けた記憶がある方は多いでしょう。ところが、10年以上前に受けた方からすると、ここ数年で英検はまるで別物といえるほど構造が変化しています。2025年に登場した“準2級プラス”は、その流れを象徴する存在です。
「いつの間にか制度が変わっていてよく分からない」という声も増えていますが、要点を押さえると全体像はシンプルに整理できます。
英検の変化
2016年の大改定 ― “4技能化”とスコア方式の導入
英検は2016年度第1回から、ほぼ全級で問題形式を見直し、多くの級が 4技能型 に生まれ変わりました。
さらに CSEスコア方式 が導入され、
・Reading(読む)
・Listening(聞く)
・Writing(書く)
・Speaking(話す)
の4技能が 同じ重み で評価される体制に切り替わっています。

この結果、従来は「読解の問題数が多い=比率も大きい」という感覚でしたが、スコア制では ライティング1問で技能全体の25%を占める という現象が起きました。
続きは、リベシティにログインしてからお読みください