- 投稿日:2025/11/30
- 更新日:2025/11/30
🍀入浴拒否の本当の心の声を聴く
「お風呂、入りましょうか」
「いやや! 入らん!」
「でも、今日入らないとまた来週になりますよ。背中も痒いって言ってたじゃないですか」
「いやなものはいや! 放っといて!」
介護の現場で、何度繰り返されたかわからないこの会話。
新人時代の私は、この「拒否」の壁にぶつかるたびに、途方に暮れていました。
「清潔にしてあげたいだけなのに、なんでわかってくれないんだろう」
「また時間が押してしまう……」
そんな焦りから、つい強い口調で説得したり、あるいは「もういいです!」と諦めてしまったり。その結果、利用者様との関係がギクシャクし、ますますケアが難しくなる悪循環に陥っていました。
しかし、介護福祉士として20年現場に立ち続け、多くの「拒否」と向き合う中で、ある一つの真実にたどり着きました。
利用者様がお風呂を拒否されるのは、「お風呂が嫌いだから」ではないことが多い。
実は、「誘われ方」や「その状況」に、私たちが気づかない“強烈な違和感”を感じているからこそ、心を閉ざしているのだ、と。
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