- 投稿日:2025/12/02
元コックが教えるプロ級パスタの3つの「考え方」
家庭のパスタとプロのパスタの差は、高価な食材や複雑な手順ではなく、ほんの少しの「考え方」の差にあると思っています。
1. 主役は具材ではなく「麺」である
お店では、パスタの本当の主役は「麺」そのものであると考えます。
家庭料理でよくある具材の入れすぎは、ソースが麺に絡まず、
味が“ぼやける”原因です。
鉄則: 具材は「旨味や風味をソースの一部として麺に纏(まと)わせる」ためのアクセントであり出汁だと考えましょう。
具材の量は、麺の量の1/3から1/4程度を目安にしましょう。
2. 旨味は複合体
お店のパスタの深みは、鶏ガラスープや鰹出汁だけの単一の液体から生まれるわけではありません。(もちろんこれらも旨みがあって美味しい)
それは、複数の要素が組み合わさってできた「旨味の複合体」、つまりソースの土台(ボディ)なのです。
見習い中、先輩コックに「お前のパスタは塩とニンニクの味しかしない!」と怒られてました。
今思えば、具材の組み合わせや引き出し方が下手だったんだと思います
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