- 投稿日:2025/12/07
1. 「時間がない」を言い訳にしないと決めた日
育休のある日、SNSで“通関士”という言葉を見つけたのがすべての始まりでした。貿易事務に関わっていたとはいえ、この資格の存在をちゃんと知ったのはその時が初めて。
「復職したらきっと役に立つ」
「でも育児しながら勉強なんて…無理かも」
そんな不安が胸の奥にまとわりつきましたが、“やってみないと分からない” という気持ちが勝利。2025年2月、「みこ会」へ入会し、本気の挑戦がスタートしました。
2. 通関士って何?
海外と日本のあいだを行き来する荷物が、
「ちゃんとルールどおりに入ってきましたよ!」
「正しい税額で申告されてますよ!」
と確認する、貿易関連唯一の国家資格です。物流の裏側を支える“縁の下の力持ち”。
合格率は15%前後で受験者からすると、
手ごわい試験ですが、合格すれば仕事の幅が一気に広がります。
3. 武器は“すき間時間”だけ。それでも戦えた理由
「みこ会」とは…?
通関士受験界隈では、よくこのワードが上がります。
「みこ会」とは主催のみこ先生のもと、通関士試験の指導をオンラインで手軽に受けられるサービスです。SNS中心に口コミで広がっており、今回私もX(旧Twitter)で通関士を調べたときに名前が上がりました。
オンライン指導なんて受けたこともない…迷った挙げ句、飛び込む決断をしました。しかしこの決断が、後の合格へと見事に繋がりました!
使用した教材
私が使った教材の中心はシンプルにみこ会が準備してくれたものです。
◎みこ会テキスト
貿易関係の専門用語、法律用語ばかりの世界なのに、噛み砕いた説明でスルスル読める!とにかく貿易初心者や硬い文面がニガテ…という方にお勧めです。寝ながらiPadで読みつつ、要点は紙に印刷して書き込みまくり。
◎みこ会アプリ
過去問が収録された〇×選択式のアプリです。みこ先生の解説付き。寝かしつけ、電車待ち、レンジの「チン」待ちまで全部過去問時間に。
控えめに言って”神アプリ”。
◎みこ先生オリジナルの申告書問題
通関実務の肝、得点源となる「申告書」の初心者向けの問題。とっつきやすく、解説が優しい。
◎過去問
みこ会掲載分を約30周しました…!笑
テキストも過去問解説も、本当に丁寧な解説が売りです。初心者でも分かる。そして分からなかったら、みこ先生に気軽に何度でも聞ける。
◯他参考書など
webタリフ・分類例規 ※税関、日本関税協会ホームページ
通関士試験自体は、近年難化していると言われる関税法も含め、とにかく過去問をいかに理解し解けるかにかかっている印象でした。
みこ会のアプリを活用し、忙しいワーママでも過去問と向き合い続けることができました。
4. ワーママ式スケジュール攻略法
勉強らしい勉強ができたのは、正直ほとんど“細切れ時間”だけ。
2月:入会 → 過去問アプリで土台づくり
3月:通関実務「申告書・計算問題」で実務対策
4〜8月:法令をテキストで読み込み
9月:総復習
10月:試験本番
1日30分の日も、5分だけの日も、勉強する時間を「ゼロにしない」を徹底したら、理解がじわじわ積み上がっていく実感がありました。
5. 忙しい人ほど使ったほうがいい“時間の作り方”
ワーママ勢やリベの住民には定番ですが、本当に効きます。
時短家電は“投資”と思って全力で使う
義実家に1〜2時間だけお願いする
ファミサポで月1回“集中タイム”を買う
寝かしつけ中は音声でテキストを聞く、アプリで問題を解く
私が通関士を勉強中に、夫も別の国家資格の受験勉強中だったので、これらの積み重ねで時間を生み出すことは本当に大切でした。
6. 本番で感じた「積み上がってたんだな」の瞬間
当日はほどよい緊張。
でも心の奥に「やることはやった」という静かな安心がありました。
三教科それぞれの採点結果は以下の通り。
通関業法:42/45
関税法:38/60
通関実務:38/45
すべてボーダーの6割超え…!
特に通関業法や通関実務は、毎日の学習がそっくりそのまま活きた感覚です。
7. オンラインだけでも十分戦えた理由
みこ会は完全オンライン完結ですが、
疑問を投げた時のみこ先生のアクションの速さ
テキストが「理解を置いていかない」構成
アプリでいつでもどこでも問題に取り組める
解説が丁寧でユーモアがある
受験者の方にとても寄り添ってくれる会です。
合格を報告後、発刊して間もないみこ会テキストをメインに据えた合格者として、みこ先生から「初の合格者」と言われた時は胸が熱くなりました。
8. 昔の自分へ——そして今、挑戦しようとしているあなたへ
通関士はマイナーな国家資格です。
「気になるけれど難しそう…」「時間がない…」——もしそう思っているなら、まずは一歩だけ動いてみてください。
私自身、育児と仕事の合間の“すき間時間”だけで戦い抜きました。
支えてくれたのは、理解を置いていかない教材 と 丁寧に寄り添ってくれる伴走者(みこ会) の存在です。
通関士に挑戦するなら、ぜひ“信頼できる伴走者”として「みこ会」を選択肢に入れてみてください。
この体験記がどなたかの背中を後押しできれば幸いです。
▼参考リンク
みこ会(通関士オンライン指導)